ブログをご覧の皆様こんばんは!
本日のタイトルにあります「不安」でありますが、農業って天候に左右される商売であります。
いつもいつも不安と戦っているんですが、そんな私の不安との戦い方であります。
マンゴーという植物は、ビニールハウスという施設内での栽培ですから、雨が降ろうがビニールハウス内での作業も出来ると思いませんか?
実は、全然違うのです。
私の育てているマンゴーの「アーウィン」という品種ですが、3月11日の記事にも出てきますが、ちょっとした風にさらしたり、少しでもビニールハウス内の湿度が上がると、「炭そ病」にかかってしまいます(´・ω・`)
天候が良い日に剪定作業をする分には、木が自分の持っている水分を蒸散する作用をしていますから、ハサミ等による剪定傷から菌等が侵入してくるのが少ないのですが、曇〜雨天の場合ですと、傷口が乾きにくいこともあって、病気にかかりやすくなってしまうのであります。
ですから、現在のビニールハウス内で進行している作業というのが、花芽の整理なのですが、冬場の徳之島は、雨天の日がとても多いので、作業が全く捗りません(´・ω・`)
我々が手を付けられない一方で、マンゴーの花芽は、どんどんと大きくなって、必要の無い花芽にまで、大切な養分を使わせてしまっている。
もう「不安」というか「焦り」という気持ちの方が、だんだんと強くなってきてしまい、どうしていいものかとわけがわからなくなって、気持ちの晴れない日が続いてしまいますよ。
それが最近になってわかったのですが・・・
私本業が建設業でありますが、私の祖父は、よく言っていました。
「土木屋殺すには、3日も雨が降ればいい」
ってね。
そう、私本業でも天候に左右される生き方をしてきているので答えは、身近にあったのです!
とっても簡単なことです!
「あたふたしても始まらない!」
ってだけのことなんです。どうしようもならないんだと開き直ることも必要だったんですね。
「どうしよう?どうしよう?」
って悩んでいるよりも、どうせ作業が出来ないなら、ゆっくりと心身を休めたほうが効率的ってもんですし、ゆっくりと休息をとった体なら、いざ!って時にも仕事が捗るってもんであります♪
実は、そのように自分に言い聞かせている、小さな自分もいるわけなんです。マンゴー農家を始めた4年前の自分でしたら、そんな考え方を受け入れることは、とても出来なかったはずです。
ただ、4年間という短い期間ですが、経験を積み重ねてきたら、1年間の作業内容が把握できて、どこで挽回しようとか、新たなフォーローアップを考えられるようになっている自分がいるから、開き直れるってところもあると思いますね。
農業って1人親方ですし、言ってみれば、農家の方は、皆社長ってことですよね!
判断を誤らずに、強い心で「どっしり」と構えて「植物」に向きあっていたいものでありますよ(^^)v
今日の写真は、こちらです!
本業の建設業での現場からの風景であります。
早朝の太陽が上る際の、光の筋が美しく、ついついiPhone6で撮影した1枚であります(^^)
本日のブログは、ここまで!
それでは、また明日~