ブログをご覧の皆様こんばんは!
昨日、3月10日に炭そ病に対する防除を行いましたので、お知らせ致します。
本当は、現在ビニールハウスの中には、スワルスキーカブリダニを200パック放飼している状態でして、薬剤の散布は、避けたかったところですが、ビニールハウスの換気の為にビニールハウスサイド部を半分開放していたところ、春一番のような強い風にさらされてしまい、ビニールハウスのサイド部に近い木に「炭疽病」の症状が現れてしまいましたので防除を行なった次第であります。
今回散布した薬剤でありますが、「オーソサイド水和剤80」になります。
商品は、こちらです。
今回は、こちらのオーソサイドを600倍に希釈しての散布でしたので、500Lの水に対して、オーソサイド835gを混合して散布しました。
農業普及課から手に入れた資料によると、こちらのオーソサイドによる生存率でありますが、スワルスキーカブリダニが7日後の成虫で81.1%となっておりました。
2割のスワルスキーカブリダニが死んでしまう恐れがありますが、「炭疽病」の蔓延を防ぐためには、しょうがないことでありますし、小さなスワルスキーカブリダニが生存する確率が8割も残っていることに希望を持って、決心しましたよ。
散布後でありますが、ビニールハウス内に放飼している昆虫は、元気に動きまわっておりますので、殺菌剤による昆虫への影響は、なかったように感じます。
「炭疽病」が止まったかどうかは、もうしばらくしませんと効果の程がわかりませんが、初期の症状での散布でしたので、大きな被害にならないのではと考えています。
なにぶん、ビニールハウスという密閉した環境での栽培であります。日々の観察を大切にして、マンゴーの木や葉の変化には、十分に注意していきたいものであります。
本日のブログは、ここまで!
それでは、また明日~