【マンゴー栽培】梅雨入り前にカビ対策として防除作業を行いまいした!

ブログをご覧の皆様こんにちは!
鹿児島県出身 「徳之島ブロガー」のとし( @kedokumango )です。

マンゴー栽培を行なっていて、一番やっかいな季節が「梅雨」なんです。
降雨ともなれば日照時間も少なくなりますし、何よりビニールハウス内で「カビ」が発生してしまう可能性があります。そこで、2017年4月23日にカビ対策として防除を行いましたので記録しておきます。


 

 

マンゴー栽培のビニールハウスでカビが発生!?

皆さんは、「カビ」と言ったら、室内でタンスや押入れの中で発生しているのを思い浮かべるのではないでしょうか。

マンゴーを栽培するビニールハウスでは、湿度がある程度高くなれば、温度は、それなりに確保されていますので、あっという間にカビが発生してしまいます。

そこで、「どういったところにカビが発生するか?」ということになるのですが、現在のビニールハウス内の状況で解説したいと思います。

現在の鹿児島県「徳之島」で栽培するマンゴーは、花の満開を過ぎたところとなっています。


マンゴーの満開を過ぎたビニールハウス
“満開を過ぎたハウス内部”

花が咲いたあとは、上手く受粉すれば着果していくのですが、開花を迎えた花びらは、枯れて落ちていきます。

この花びらにカビが発生しやすいのです。

マンゴーの花について詳しく見てみよう!

皆さんは、マンゴーの花を詳しく見る機会も少ないと思います。

ここで、マンゴーの花について詳しく見てみましょう。

こちらが満開を迎えた樹となります。


満開期のマンゴーの樹
“マンゴーの満開期”

天井に伸びた一つの房に幾つもの小さな花を付けているのですが、その花の様子についても詳しく見てみましょう。


マンゴーの花_1
“マンゴーの花_1”

マンゴーの花_2
“マンゴーの花_2”

このマンゴーの花の写真では、花の中心部に緑色の小さな粒があることが確認できますよね。

これが後にマンゴーの果実となるのですが、この緑色の小さな粒の周辺で花びらが少しずつ枯れ始めていることがわかりますか。

この花びらにカビが発生しやすいので、これからの梅雨入り前に防除作業が必要となってくるのです。

防除作業として「スミレックス水和剤」を散布したよ!

今回の防除作業の第一の目的として「灰色かび病」の対策があげられます。

しかし、現在の状態で考えられる病気は、「カビ」だけでなく、花房の軸が侵されてしまう「軸腐病」にも注意が必要となってきます。

そこで、今回散布する薬剤ですが、現在ビニールハウス内に放飼している「スワルスキーカブリダニ」へ影響のない「スミレックス水和剤」を選択しました。


スミレックス水和剤
“スミレックス水和剤”

なお、このスミレックス水和剤の裏面には、このように記載されています。


スミレックス水和剤の裏面
“パッケージ裏面”

マンゴーの行に注目してください。

「軸腐病」の記載がありますよね。ここでは、「軸腐病」という記載がありますが、鹿児島県農業普及課が発行した資料によると、この「スミレックス水和剤」は、同時防除として「灰色かび病」についても効果が期待できると記載されています。

薬剤の使用量は、トータル的に少なくしたいものですしね。

今回は、スミレックス水和剤で「灰色かび病」と「軸腐病」の両方に対する対策をほどこしましたよ。

本日のまとめ

2週間ほど前だったでしょうか。

マンゴー栽培で一番の厄介な害虫となるスリップス(チャノキイロアザミウマ)を捕食してくれる「スワルスキーカブリダニ」を販売しているメーカーの方が当農園を訪ねてくれたのですが、当園では、スリップスの発生がないと診断を貰いました。

今期は、夏季剪定から枝を随分とすかしており、枝の間の風通りが良くなっています。

この効果からなのか、病気の発生もないですし、害虫の発生も少なく感じています。

薬剤による防除作業も大切ですが、樹作りで対策できる場面もあります。

今年は、特に樹づくりというか枝づくりの大切さを感じているところですよ。

本日のブログは、ここまで!

それでは、また明日~