ブログをご覧の皆様こんにちは!
管理人のとしです。
冷涼な環境を好むと言われる「チェリモヤ」ですが、我が農園では、夏場に入ってから、葉も旺盛に繁ってきています。
本日のブログは、そんな「チェリモヤ・アテモヤ」の成長の様子を紹介したいと思います。
2016年7月現在の「チェリモヤ・アテモヤ」の様子
上記でも少し触れましたが、「チェリモヤ」は、冷涼な環境を好むそうです。
それもそのはずですよね。「チェリモヤ」の原産地は、アンデス山脈の高地なんです。
日本の真夏に比べて涼しくて、冬期は温暖な国が原産地なわけですから、冷涼を好むというのも納得です。
ただ、樹の耐寒温度が-3度程度ということで、露地栽培するには、無霜地帯が望ましいですし、日本では、我が「徳之島」なんか合っているんじゃないでしょうか!(夏場は、暑すぎますが…)
そんな冷涼を好むはずの「チェリモヤ」ですが、我が農園では、6月からの気温の上昇とともに葉の繁り方も充実してきましたので、紹介したいと思います。
葉色も美しい緑色で嬉しい限りですし、徳之島での「露地栽培」では、害虫などにより葉が食害を受けてしまうことが多いのですが、不思議とこの「チェリモヤ・アテモヤ」は、葉の食害が少ないです。
この当りは、嬉しく思っているとこでもあります。
成長の目安として、2016年6月のチェリモヤの様子も見てみましょう。
枝が随分と伸長したことがわかりますよね。
今後の目標としては、枝数を増やす為に、枝の先端部を摘心していきたいと思います。
ただ、もう少しだけ現在の成長の勢いの力で、株元を太らせたいと考えているので、もうしばらくは、この状態で様子を見ることにしますよ!
チェリモヤの整姿について
上記で紹介した、2016年7月と6月の写真で、大きく違う箇所に気付いたでしょうか?
それは、枝が外の方へ大きく曲げられていますよね。
これ、誘引を施しているからなんです。
チェリモヤの整姿についてですが、将来的な人工授粉のことも考え「V字型一文字整姿」が向いているそうです。
そこで私も、最終的な樹形を「V字型一文字」を目標として誘引を施した次第です。
この状態で、数週間株元の肥大を待って、その後は、主枝の摘心をおこなう予定でいます。
そうすることで、新たな枝がでてくるものと思いますが、新たな枝を株元が支えられずに枝は、下方を向いてしまうと思います。
そこは、杭を打ち込んで、そこに固定する方法でやっていきたいと考えています。
本日のまとめ
柑橘類は、多肥と過剰な灌水(かんすい)作業でまずい果実しか作れませんが、チェリモヤは、肥料や灌水を十分に行なって果実肥大を促進させることが重要な植物だということです。
まぁ、現段階では、樹形づくりが一番の目的としていますので、夏季の乾燥しやすい季節ということもありますし、十分に灌水を施して、枝葉の充実を図っていきたいと考えています。
あの濃厚な甘みとソフトクリームのような舌触りの、とっても美味しい果実の収穫を目標に今後も丁寧な作業を心掛けていきたいものです。
私は、「チェリモヤ・アテモヤ」の栽培については、こちらの本を参考としています。
また、2016年6月の「チェリモヤ・アテモヤ」に関する記事は、こちらとなっています。
本日のブログは、ここまで!
それでは、また明日~