ブログをご覧の皆様こんにちは!
管理人のとしです。
先日のブログで、写真による記録を残しておくことが、植物栽培において後々に役立つということを紹介しました。本日のブログでは、毎日つける農業日誌について紹介したいと思います。
農業日誌が必要なわけ
農業日誌といっても、普段つけている日記ぐらいに思って下さい。
この農業日誌ですが、現在までの農業というと、農薬の使用について人間の記憶のみによるもので、あやふやな記録として残っているもので、確実なトレーサビリティをたどれるものでは、ありませんでした。
しかし、現代の農業では、農薬の使用は、出荷後に市場などで万が一に何か発生した際に、自分の作物の栽培履歴を証明する必要があるかもしれません。そのような時に、人間の記憶というのは、信用できませんよね。
また、消費者からの問合せに対しても、確実な回答こそが信頼感に繋がるもので、絶対に必要なものとなるのです。
アウトプット以外にも、写真による栽培記録と同じで、自分にとって昨年の今頃は、こういった作業をしていると参考にする目安になってきます。
私は、そういった理由からも絶対に必要なものだと考えていますよ。
私流の農業日誌
私の農業日誌と言っても難しいことは、何も書いておりません。
気温の変化や作業として何を行った。それくらいのものです。
私は、農業日誌を、いつでも振り返って閲覧したいので、EverNoteに記録しています。
それと、「論より証拠」がモットーですし、写真が一番わかりやすいので、可能な限り撮影したものも一緒に、EverNoteのノートに1日分をまとめるようにしています。
私が、農業日誌に用いる際のカメラアプリは、「FE Snap」を使用していまして、「FE Snap」は、撮影時のデータ量を小さくすることができるので、気に入って使用しています。
このデータ量を小さくできるというのが重要で、毎日つける日誌ですから、今後のことも考えて、可能な限りデータが小さいほうが、後からの管理もしやすいと思います。
私は、基本的には、行った作業は、「EverNote」で直接入力するようにしています。普段の生活日誌では、「Fast Ever」というアプリも利用しますが、農業日誌のときは、素早い記録が必要な場面も少ない為に直接入力することが多いです。
この直接入力した、作業内容と写真の統合には、「MargeEver」を用いて行っています。
これは、EverNote単体でもノートを1つにまとめることが可能ですが、時折、ノート内で上にしたかったものが下の方になって統合されることがある為、私は、「Merge Ever」を利用するようにしています。
それでは、統合の仕方を簡単に見てみましょう。
こちらが、「Merge Ever」での統合する際の画面です。
記録した順に並べられているので、最後に撮影したものが一番上方にきていることが多いですね。
ここで、統合したい写真と下方の日付で文字を入力していたデータを選択して統合(マージ)します。
こちらが、統合された画面をEverNoteで確認した状態です。
こんな感じで、天候、気象庁の温度、ハウス内の温度、作業内容、感じたことを日々のデータとして蓄積していくわけです。
私は、後から見返す際に検索しやすいように、EverNoteの「目次ノート」機能を使用して、1ヶ月単位でノートの目次を作成するようにしています。
こちらが、目次ノートのスクリーンショットです。
こうやって、おいておけば、調べたい日にちをクリックするだけで、その時に何をしているかを、簡単に調べることができるわけです。
本日のまとめ
農業日誌については、私が就農した際に、必ず日記をつけるようにと指導員から学び、つけるようにしていたのですが、最初は、大学ノートに記入したり、Wordで入力したりしていました。
しかし、これだと過去の作業内容を見たい時に、ノートやパソコンの保管場所へ見にいかないと調べることが出来なかったんですよね。
指導員との会話で、何日前にスプリンクラーでの灌水をしてあるとか説明したいのに、そういった内容が手元で調べることが、出来なくて、今の方法に行き着いた次第です。
現在、「EverNote」を使用した農業日誌をつけるようになって、2年半が過ぎましたが、私は、この方法が自分にとってベストだと感じていますよ。
最後に私が使用しているアプリのリンクを貼っておきます。
本日のブログは、ここまで!
それでは、また明日~