ブログをご覧の皆様こんにちは!
管理人のとし( @kedokumango )です。
あたたかい光と繊細な彫刻で、クリスマスの雰囲気にぴったりな、徳之島産「夜光貝アート」のランプを今月も紹介させて頂きます。
今月のご紹介では、製作者のご厚意により製作過程であるスケッチ状態のものも撮影させて頂けましたので、紹介したいと思います。
南の島から唐草模様でメリークリスマス
このタイトルについては、製作者より、この作品のタイトルとして頂きました。
さて早速、作品を紹介したいと思います。
今回の作品は、夜光貝としても重量2kgという大型の貝が用いられていまして、存在感のあるランプとして仕上がっていました。
今回の作品も夜光貝の独特の青系の色味が残っている部分が、とても魅力的です。
固い夜光貝に「電動ルーター」を用いて、彫刻されていくわけですが、夜光貝の曲面に曲線を描いていくというのは、とても高度な技術を必要とします。
私も何度か、この夜光貝磨きにチャレンジしたことがあるので、わかるのですが、この作品を作り出すために費やされた時間は相当なものだと推測しますよ。
夜光貝は、自然のものですから、貝自体でも層の厚さが異なります。ランプとして作品にした時に、その層の厚さが生み出す、光の濃淡も美しいのですが、彫刻によって、彫り込まれた部分にも光の濃淡が生まれ、これがまた、独特な光を生み出し、人々を魅了するのだと感じています。
スケッチ段階の夜光貝アート
今回は、夜光貝ランプへ下書きをおこなっている状態のものも見学させて貰うことが出来ましたので、紹介したいと思います。
まずは、全体の様子がわかるように撮影したものです。
そして、少し近づいて撮影したものがこちらです!
夜光貝の中央部に女性の顔が描かれていて、その周囲に薔薇(バラ)が描かれています。
こちらも素敵な作品になりそうで期待大なわけでありますが、今回初めて、スケッチの状態を見せて頂くことが出来ました。
私は、柔らかい鉛筆を用いてスケッチしていると思っていたのですが、サインペンで施しているんですね!
これも1つ勉強になりました。
さてさて、気になる部分が1つあります。
それは、スケッチで描かれている薔薇(バラ)の花びらの部分に赤のサインペンで色が塗られています。
彫刻で絵を描いていく「夜光貝アート」において、着色は、不可能なはず?と思いますよね。
私は、上記でも夜光貝の層の厚さで光の濃淡が生まれると述べましたが、赤の着色している部分に光の濃淡が生まれるように、スケッチを施しているのではないかと推測しますよ。
今回のこちらの作品については、2016年1月には、完成予定とのことでした。
来月の「夜光貝アート」のご紹介記事で、紹介できればと思いますよ!
本日のまとめ
今月も、素晴らしい作品を見学させて頂いた、「モードヘアパンプキン」のオーナーには、感謝したいと思います。
今回紹介した夜光貝アートについては、「モードヘアパンプキン」で見学することが出来ます。
モードヘアパンプキンの場所は、こちらです!
徳之島へ訪れた際には、この素敵な「夜光貝アート」の作品を見学してみては、いかがでしょうか?
本日のブログは、ここまで!
それでは、また明日~