ブログをご覧の皆様こんにちは!
管理人のとし( @kedokumango )です。
農業の島「徳之島」の基幹作物といえば、「サトウキビ」です。
この「サトウキビ」の出荷作業が、徳之島では、12月22日より開始しますよ!
「ウギかさぎ」は、徳之島の風物詩とも言えるでしょう!
徳之島では、毎年12月〜4月の期間は、ウギかさぎ(サトウギビの刈り入れ)作業が行われます。
台風や干ばつなどの影響で、出荷見込量が少ない時は、1月から始まることが多く、ここ数年は、相次ぐ台風や干ばつで、出荷量が落ち込んでいましたので、1月からの出荷作業の年が続いていましたが、今年は、久しぶりに12月からの出荷作業となります。
昔は、手作業で行われていた、この「ウギかさぎ(サトウキビの刈り入れ作業)」も機械化が進み、最近では、ハーベスターと呼ばれる刈り取り機械で作業が進められるので、気持ち良いぐらいに畑1枚のサトウキビがあっという間に刈り取られるようになってきました。
私の周りでも、ハーベスターを所有する方達が、機械の整備をする姿が見られるようになってきていますね。
そして、このサトウキビの出荷作業が始まり出しますと、大型トラックにより南西糖業が徳之島に設けている製糖工場(徳之島町1箇所、伊仙町1箇所)へ搬入されます。
このサトウキビを積んだトラックが、道路を走り始めると、
「あぁ、今年も始まった」
と、感じますね。
サトウキビの収穫のサイン
これは、確実なことなのかわかりませんが、私が高校生の頃には、このサトウキビの収穫作業は、手作業でした、刈り取ったサトウキビを、トラックが近寄れる場所まで、運搬するのも人力で行われていました。
私は、このサトウキビを運搬する作業をアルバイトで、経験しております。そんな人力によるサトウキビの運搬作業中には、年配の農家の方から色々と教わったものです。
その中の1つで、サトウキビの収穫時期のサインも教わりました。
私が教わった収穫時期のサインというのが、「穂」が上がってきたら、糖度も上がり、収穫時期なのだということでした。
それでは、現在の背丈の伸びたサトウキビの様子を見てみましょう!
このサトウキビの穂が風にゆられているのを見ていると、心が落ち着くというのでしょうか、心が浄化されていくのを感じます。
サトウキビの植付け時期
これは、余談となってしまうのですが、「サトウキビ」には、「春植え」と「夏植え」があります。これは、文字のごとく、春に植えて育てるタイプと、夏場に植えて育てるタイプです。
これは、植付け時期がずれることで、もちろん成長の様子も変わってきますので、写真で違いが良く分かるものを紹介したいと思います。
右側の上段が、収穫期を迎えているもので、「穂」を確認することができます。しかし、左側の小さなサトウキビがならんでいるのが、8月頃に植え付けられたものだと予想することができますね。
植付け時期が違うので、当り前のこととなってしまいますが、成長天にこのぐらいの差が見られるようになっていますよ。
こちらの写真が、背丈の低い状態のサトウキビの様子です。
本日のまとめ
上記で、サトウキビの「穂」についてふれましたが、これは、「寒」が入ると穂が上がるとも言われています。
収穫期の12月に入れば、温暖な気候の徳之島でも何度か冷え込むことがあります。やはり「サトウキビ」は、徳之島での冬場の風物詩と言えるでしょうね。
大型トラックについてもふれましたが、出荷作業を始まると、都会では、滅多に目にすることのない、悪路の走破性に特化した、「ボンネットトラック」も走り出しますよ。
今年は、望遠レンズも手に入れましたし、チャンスがあれば「パチリ!」といきたいものです。
本日のブログは、ここまで!
それでは、また明日~