[徳之島]では、3月に開花した【すもも】が着果して果実肥大しているよ!

20170518-DSC_7930_ai

ブログをご覧の皆様こんにちは!
鹿児島県出身 「徳之島ブロガー」のとし( @kedokumango )です。

3月13日のブログ記事『徳之島』では爽やかな甘酸っぱさが魅力の【スモモ】が開花したよ!で紹介した、鹿児島県の徳之島で育てる「すもも」ですが、開花を迎えた2年目にようやく着果を確認することができましたので、その着果の様子について紹介したいと思います。


 

 

2017年5月中旬のすももの樹の様子

本日のブログで紹介している「すもも」ですが、こちらは、実家で育てている「すもも」の樹の根元に果実が落ち、自然と生えてきた実生苗を現在の場所へ定植して育てているものとなります。

定植したのが、3年前の2014年3月となっていまして、今年で3年目を迎えた樹となります。

「桃栗三年柿八年」という言葉がありますが、その言葉の通りに3年目でようやく着果に至りました。

こちらが、実生苗から育てる3年目の「すもも」となります。


2017年5月中旬のすもも
“5月中旬のすももの樹の様子”

現在までは、柑橘用の固形肥料を時折与えて育ててきましたが、樹勢も良好で、あっという間に、このように大きな樹になってくれたという印象があります。

元々、徳之島で育てている樹からの実生苗ですから、気候への順応性を良かったのが、このように簡単に育てることができたと感じていますよ。

実生苗から育て3年目で着果した「すもも」

3月に開花を確認してからですが、何度も見回りをしておりましたが、恥ずかしながら「着果」に気づいておりませんでした。

本気で、今期の「着果」に失敗したと思っておりましたので、今回の果実を発見したときは、本当に嬉しく感じましたよ。


初着果したすもも
“初着果したすもも”

今回、見付けた「すもも」の果実ですが、樹の中心部の枝に着果しており、てっきり新しく伸びた枝に着果しているだろうと考えていた私は、そこのところに気付かずに、着果を見逃していたということになります。

3月に開花したときは、かなりの花の数でしたから、これは、絶対に着果するだろうとも思っていたので、このように着果してくれたことは、ありがたいですね。

2017年3月の開花の様子については、こちらの記事で紹介しています。あわせてご覧ください。

 

初着果の「すもも」ですが摘果が必要だと考えました!

今回、着果した「すもも」ですが、よく観察してみると、果実が1箇所に集まって着果していることに気付きました。

このように1箇所に3個とかの実が着果しています。


すももの複数着果の様子
“着果の様子”

このままだと、果実の肥大が期待出来ないと感じましたので、摘果することにしました。

私が所有している果樹の本によると「すもも」の摘果は、最終的には、10cm間隔に1個の果実が実るようにするそうです。

そういったことからも、今回のように集まって着果したものは、摘果する必要があるようですよ。


摘果したすもも
“摘果したすもも”

この摘果した「すもも」なんですが、かじってみました。

皮のあたりに渋みを感じましたが、やはり「すもも」ですね。
とっても酸っぱい果実となっていましたよ。

この「すもも」が順調に成長すれば食べ頃は、7月中旬から8月の期間ということになるでしょう。

今から、とても楽しみな存在となっていますよ。

果実への日当たりを考えて枝を誘引したよ!

さて文中でも樹の中心部の枝で、着果を確認したことを紹介しました。

その着果を確認してすぐに感じたのが、果実へ陽が当たらないということでした。

そこで、すぐに枝を誘引して果実へ陽が当たるようにしてあげましたよ。


枝を誘引したすもも
“誘引したすもも”

こうやって誘引により枝を左右に広げることによって、樹の中心部にも陽が当たるようになりました。

誘引前の下の写真と見比べると一目瞭然だと思います。


2017年5月中旬のすもも
“誘引前のすももの樹”

樹が随分とカッコ良くなっていますよね。

「すもも」の剪定の時期は、樹が休眠する「冬」となります。

来期は、枝の剪定も行い、もっとカッコ良い樹形にしていきたいと考えていますよ。

本日のまとめ

爽やかな甘酸っぱさが魅力の「すもも」なんですが、私は幼い頃からの好物なんです。

私、小学校の高学年の頃は、奄美大島の奄美市名瀬小宿にある「小宿小学校」に通っていました。

「小宿」というと「すもも」の栽培が盛んなところでして、学校の周辺でもたくさんの「すもも」の樹があって、通学途中に良く食べたものでした。

そんな「すもも」が後数ヶ月もすると食べられると思うと、本当に楽しみでしょうがないですよ。

私が「すもも」の栽培で参考にしている書籍は、こちらとなります。

本日のブログは、ここまで!

それでは、また明日~


 

 
i