【ミツバチの飼育】憎きスズメバチ対策として[スズメバチ予防器]を設置したよ!

20170514-IMG_0303_ai

ブログをご覧の皆様こんにちは!
鹿児島県出身 「徳之島ブロガー」のとし( @kedokumango )です。

当農園では、5月上旬まで「ミツバチ」をマンゴー栽培を行なうビニールハウス内に放飼して、受粉活動を行なっていましたが、受粉作業が完了したと判断したことから、ビニールハウスの外で飼育しています。

昨年は、夏場に「スズメバチ」の襲来で全滅してしまったミツバチですので、今期は、「スズメバチ予防器」を設置しましたので、その様子について紹介したいと思います。


 

 

2016年のミツバチ飼育では悔しい思いをしました

さて、2016年のミツバチの飼育ですが、9月の終わりにミツバチの襲来を受けミツバチの群が全滅してしまうということを経験しました。

あれから次年度のミツバチの飼育では、どのようにしようと計画を練っていたので、今年のミツバチ飼育では、ビニールハウスの外に巣箱を移動した直後から「スズメバチ予防器」を設置して、スズメバチ対策をとることにしましたよ。

ちなみに、こちらの写真がビニールハウスの中での標準のミツバチの巣箱の様子です。


ミツバチの巣箱
“ミツバチの巣箱”

巣箱の網が見える面の下部に縦1cmほどの隙間がありますよね。

この隙間がミツバチの出入口となるのですが、今回は、この出入口に「スズメバチ予防器」を設置することとしました。

昨年のスズメバチの襲来については、こちらの記事で紹介しています。あわせてご覧ください。

 

これが「スズメバチ予防器」だ!

「スズメバチ予防器」を設置する様子についても写真などで紹介したいのですが、ミツバチと接しながらの作業となるので、カメラを構えたりする余裕がないので、作業完了後の写真で紹介します。

こちらが上記で紹介した巣箱の入口部分に設置した「スズメバチ予防器」となります。


設置したスズメバチ予防器
“設置したスズメバチ予防器”

巣門にビス2個で留める構造となっています。

この「スズメバチ予防器」なんですが、入口が格子状になっていますよね。

スズメバチは、ミツバチより体が大きいので、この格子状の網をミツバチは、すり抜けることが可能ですが、スズメバチは、通ることが不可能なんですよね。

このようにしてスズメバチからの被害を防ぐ器具を設置したわけです。

今期、飼育している巣箱は、合計3個ですが、3個の巣箱で同じように「スズメバチ予防器」を設置しましたよ。


設置例その2
“設置例その2”

設置してすぐは、ミツバチも格子状の網の抜け方がわからずに入口付近でウロウロしていましたが、しばらくすると巣箱の中に入っていくのが確認できましたので、一安心です。

2017年5月下旬のミツバチの様子

現在のミツバチ達ですが、新しい環境に移したからでしょうか。分蜂の動きも見せ始めています。


分蜂のように1箇所に集まるミツバチ
“分蜂のように1箇所に集まるミツバチ”

ミツバチには、「分蜂(ぶんぽう)」と言って、古い女王蜂が働き蜂を連れて集団で引っ越ししようとするときに1箇所に集まる動きがあります。

この動きが見られるということは、巣箱から引っ越ししてしまうのか?という心配がそばにあるわけなんですよね。

結構、心配な要素でもあります。

 

心配な面だけでなく嬉しい面も確認することができました。

巣箱を内検したところ、巣箱の中には、無駄巣まで作っておりました。


巣箱の中にできた無駄巣
“巣箱にできた無駄巣”

無駄巣を作るほど活発に動いているということですからね。まだしっかりとした勢力を保っているのだと安心しましたよ。

無駄巣についた蜜を舐めてみましたが、マンゴーの受粉に使っていたミツバチだからでしょう。

フルーティーで濃厚な蜂蜜となっていましたよ。

本日のまとめ

ミツバチの飼育についてですが、本当に難しくて1年間を通して飼育することができたのは、まだ1回だけです。

毎年、何かしらの失敗を経験しているのですが、今期は、スタート時点でいきなり「分蜂」の動きを見せていますからね。

このままどうなるのか?と日々の観察が楽しみなところでもあります。

もう少ししたら、野花も少なくなりますし、給餌するなどして今の場所に居つくように工夫しなければいけないのかと考えているところでもありますよ。

また巣箱に変化がでたらブログ記事で紹介したいと思います。

本日のブログは、ここまで!

それでは、また明日~


 

 
i