ブログをご覧の皆様こんにちは!
鹿児島県出身 「徳之島ブロガー」のとし( @kedokumango )です。
2月下旬に幸運にも国の特別天然記念物にしていされている「コウノトリ」を、この鹿児島県の離島「徳之島」で見ることが出来ました。
確認した直後は、とても興奮しまして、望遠レンズを持ち出して、写真撮影などに挑んだのですが、色々と「コウノトリ」について調べているうちに、おもいろいことがわかってきたので、ブログに記録しておきたいと思います。
「コウノトリ」を発見した経緯について
コウノトリを発見したは、2017年2月23日のことでして、当日は、降雨の日で本業の建設業の方は、作業不能日となりお休みとなっていたときでした。
私は、降雨で現場作業がお休みでも建物内での内業が可能ですので、事務所で内業に勤しんでいたのですが、そこへ降雨による現場への影響がないかパトロールに出掛けていた社長より、私に電話が入ったのでした。
その電話の内容というのが、
「コウノトリがいる!カメラを持ってすぐにこい!」
でした。
いきなり電話で、「コウノトリ」と言われても、普段は、「コウノトリ」なんて見たこともありませんし、「???」とクエッションマークが頭に浮かんでしまったのですが、写真好きで、カメラを常に持ち歩いている私は、何か良いショットに繋がればと急いで車を走らせたのでした。
車を走らせること、5分ほどで現場に到着したのですが、電話で電柱にとまっている「コウノトリ」がいるということを聞いていたのですが、電話で聞いたとおりに、そのまま電柱にとまっている状態で「コウノトリ」を確認することができました。
「コウノトリ」というのは、両翼を広げると2m近くにもなる巨大な鳥ということを知っていましたが、このように羽を畳んだ状態でも、体の大きさがわかる、とても巨大な体をしていました。
鹿児島県の出水の方だと「ツル」の飛来がありますので、似たような体の鳥を見ることが多いと思いますが、我々、徳之島に住む人間にとって、ここまで大型の鳥を見ることはないですから、それは驚きました。
コウノトリの足についている「足環」に注目してみよう!
私が、現地で「コウノトリ」を確認してから、そのまま5分ほど、体を動かすわけでもなく、「コウノトリ」は、同じ電柱の上にずっと止まったままでした。
そんな状況で、私は、静かに観察しながら数枚の写真を撮ったわけですが、撮影した写真を見ていると、あることに気付きました。
それが「コウノトリ」の足につけられている輪のようなものです。
これを見て、すぐに調査されている鳥だと感じたので、インターネットでこの「足環」について調べてみることにしました。
すると、コウノトリの郷という兵庫県にある「コウノトリ」を研究している機関のウェブサイトにたどり着くことができました。
そちらのサイトでは、このような足環についての資料も掲載されており、私が撮影した「コウノトリ」もこの「コウノトリの郷」に関係する鳥だということがわかりましたよ。
配布されている資料に私が撮影した「コウノトリ」が付けていた足環と同じ配色のものが掲載されていましたので、そこへ赤囲いで記しておきました。
右足が「黒と赤」、左足が「青と黄」ということで一致しますよね。
このように足環の色で産まれた年などを記録しているようですよ。
コウノトリを発見したら「コウノトリの郷」へ連絡しよう!
今回、偶然にも「コウノトリ」に出会うことができましたので、「コウノトリについて少し調べてみました。
すると、「コウノトリの郷」のウェブページでは、「コウノトリ」を発見したら、生存調査のためにも連絡して欲しいと呼びかけてありました。
兵庫県から南の島「徳之島」まで、はるばるやってきた「コウノトリ」の報告をしないわけにはいかないですからね。
「コウノトリの郷」へ発見したときの写真や状況、発見した場所について詳細に連絡させて頂きました。
発見した場所については、このようにグーグルマップの位置情報サービスを使って、伝えさせて頂きました。
“コウノトリを確認した場所”
このような情報提供を行なったことから、「コウノトリの郷」の担当者からは、今回確認した「コウノトリ」の生年月日についてや、今までの目撃情報についても話を聞くことができました。
また、こちらの「コウノトリ」は、前にも徳之島で確認されていて、徳之島の環境が気に入ったのか住み着いているのではないか?ということや、2013年生まれで3歳になることから、あと1年もすれば、体力もついて来て、徳之島を飛び立つのではないか?ということも教えて頂くことができましたよ。
本日のまとめ
今回、偶然にも国の特別天然記念物である「コウノトリ」を確認することができたのですが、現在の日本では、100匹ほどの「コウノトリ」が生息しているようで、その内の1匹を確認することができて、本当に幸運だったと感じているところです。
今回、紹介した「コウノトリ」は、徳之島の海岸線で「ボラ」を捕食している姿も確認されているようですし、もうしばらくは、この徳之島で観察することができそうです。
今回、コウノトリの郷という機関のウェブサイトで、「コウノトリ」について調べたのですが、そちらのサイトでは、全国で確認された「コウノトリ」の生息状況なども紹介されていました。
我々、奄美地方での目撃情報も掲載されていましたし、北の方での目撃情報もありました。
全国の皆さんの情報から、守られている鳥もいるのだと感じましたし、もし皆さんが「コウノトリ」を発見したら、ぜひコウノトリの郷へ連絡して頂けたらと感じましたよ。
本日のブログは、ここまで!
それでは、また明日~