ブログをご覧の皆様こんにちは!鹿児島県出身 「徳之島ブロガー」のとし( @kedokumango )です。
スマホの毎月の基本料金や使用料って高価ですよね。しかし、現代社会においてスマホの存在価値は、外せないものとなっていますし、なんとか使用料を抑えられないか?考えるものです。
そんな時に頭に浮かぶのが、巷で流行っている「格安SIM」の存在なわけですが、「情報格差」という問題を抱える徳之島に住む私にとって「ちゃんと繋がるのだろうか?」と心配なところです。そこで色々と検討した結果、思い切って試してみましたので、田舎での「格安SIM」の利用について紹介したいと思います。
この記事の目次
私が検討したことについて
まず、「格安SIM」を利用するには、端末が必要となってくるのですが、現在使用している「iPhone6」とは別に、SIMフリー版の「iPhone7」を準備しました。
下の画像では、左側の端末が今回準備した「iPhone7」となります。
2台のiPhoneで使用感を同じにしたかったので、アプリなどは、全く同じようにインストールしています。
私は、田舎住みということで普段から地方でも電波に強い「Docomo」と契約して利用しておりますが、今回は、「iPhone7」にDocomoのSIMカードで利用して、古い「iPhone6」を今回の格安SIMの実験機とすることにしました。
「格安SIM」会社はたくさんあって選択に迷いました!
皆さんも通常の3大キャリア(Docomo、AU、ソフトバンク)以外で、格安で利用できる通信会社の広告を目にしたことがあるのではないでしょうか。
その通信会社の数は、とてつもなく多いですよね。
正直、値段も殆ど変わりませんし、どの会社を使ってよいものかと考えるところです。
そこで私は、鹿児島県の地元プロバイダの格安SIMを試してみようと、「シナ◯ス」さんにサービスを申し込んで見ることにしました。
この時、格安SIMというのは、3大キャリアのどちらかの会社の回線を利用してのサービスであるということを調べていたので、私の住む徳之島でしたら、「Docomo」で間違いないと、Docomo回線を利用している「シナ◯ス」に決定しました。
しかしですね、申込みから数日で「シナ◯ス」さんから1本の電話が入ったのです。
その電話の内容というのが、現在「シナ◯ス」さんが運営する「モバイルサービス」事業の方は、原因不明で、回線がとても遅い状態となっているということなのです。
私は、パソコンなどの固定回線で数社のプロバイダを試すことができる環境にいますので、今までも「シナ◯ス」さんが運営するプロバイダ事業の方でも、他のプロバイダと比べて通信速度がでていないことがあったので、何度かメールでその旨を指摘して対応して頂きました。
そんな通信速度が遅いと何度か指摘する私だったからでしょうか。「今は、サービスに申し込まないほうが利口ですよ!」という、内容の電話だったのです。
もちろん、最初から通信速度が遅いということは、直接、「Docomo」と契約するより劣ることは、承知していたのですが、新規の契約を断るほどの通信回線の不具合があるということは、ここは外した方が良いと判断して、別の会社を選ぶことにしたのです。
まぁ、こうなってくると数ある「格安SIM」の通信会社から、どの会社と契約するのか悩みどころとなってくるのですが、ここは、トラブルの少ないであろう大手事業者が運営するサービスを選択することにしました。
私が選んだ「楽天モバイル」
数ある「格安SIM」のサービスを行なう事業者の中から、私が選んだのは、「楽天モバイル」となります。
「楽天」といえば、楽天市場などでの販売事業としても国内大手ですし、他のレビューサイトなどを見ていても満足できる結果が得られているというので「楽天」に決定しました。
楽天モバイルの料金表については、こちらとなっています。
私は、今回試してみたいのは、データ通信が快適に行えるのか?というところだったのですが、どうせなら緊急のバックアップとして通話もできた方が良いのではないかという考えもありましたので、料金表でいくところの左側の列「通話SIM」の中からプランを選択することにしました。
まぁ、手始めですし、3.1GBのプランでスタートすることにしました。
これ、現在契約している大手キャリアの場合ですと、3.0GBの通信を含んだ基本料金って軽く4000円を越しています。
そうなると、この1600円っていう価格は、破格すぎますよね。
今回の私が、「格安SIM」の導入に関して動き始めたのが、とあるサイトで「格安SIMを知らない情報弱者はもったいない」というコメントを見たからなのですが、出費を抑えたいと考えている方も多い中で、この価格差は、驚異的ですよね。
大手キャリアと直接契約するよりも若干通信速度が遅いということですが、これならばと契約に踏み切った次第です。
契約から3日ほどでSIMカードが届いたよ!
契約に関しては、楽天のホームページから簡単に行なうことが出来ました。
まぁ、本人確認の為に、免許書などをスキャンして送信しなければならない面倒な場面もありましたが、店頭での販売でも免許証などの身分証明書のコピーをとられますよね。あれと同じことで、自宅にいながら手続きできるのだから便利なものだと考え、ちょちょいと作業を進めて行きました。
契約完了から3日ほどが経過して届いたものが、下記となります。
なお、私は、鹿児島県の離島「徳之島」という遠い場所に住んでいますから3日ほどかかりましたが、本土に在住の方でしたら、もっと早く届くものと思いますよ。
説明書を一読してみたのですが、アンドロイドやiosに対応した説明書となっており、難しい設定はないという印象でしたね。
説明書の中には、SIMカードもしっかりと入っていました。
私が、使用するのは「iPhone6」となるわけですが、早速「iPhone6」へSIMカードを挿入してから、電源を入れて、説明書に書かれていた設定を行なうと、簡単に使い始めることが出来ました。
また、今回は、「通話SIM」を選択していますが、問題なく通話をすることもできましたよ。
気になる通信速度について
さて使用可能となった「格安SIM」を用いたスマホなんですが、やはり気になるのが通信速度です。
そこで、スマホに無料で使用できる通信速度計測アプリをインストールして比べてみました。
使用したアプリは、こちらとなっています。
まずは、「iPhone7」+「Docomo回線」での通信速度がこちらとなっています。
下りで65.56Mbpsも出ています。さすが「Docomo」といったところでしょうか。安定した数値だと言えると思います。
お次が気になる「格安SIM」による「iPhone6」+「楽天モバイル」での計測結果です。
下りで14.75Mbpsでした。うーん。わかってはいましたが、やはり本家のDocomo回線と比べると通信速度が遅くなるようです。
この通信速度で、ユーチューブなどの動画配信サービスを閲覧してみましたが、全く問題なく見ることができましたし、私は、全くストレスを感じませんでした。
よって、普段使いなら、「格安SIM」でも快適にスマホを利用できるということがわかりましたよ。
ちなみに徳之島でのフレッツADSL24だとこうなる!
私が勝手に快適に使えると言っても、大都会で光通信をしている方にとっては、物足りなさを感じてしまうかもしれませんが、実際、徳之島でも光通信のサービスが存在するのですが、私も一度契約しましたが、全く速度が出ない上に通信が不安定だったので、フレッツADSL回線を現在も利用しています。
そんな「ADSL24」の回線で、Wi-Fiを通して、先程と同じように計測してみると、このような結果が得られました。
下りで4.60Mbpsしか出ていないのです。このような速度で普段からインターネットを活用していますので、「楽天モバイル」の下り14.75Mbpsという数値は、素晴らしい数値になるわけなんです。
よって、私の中では、固定回線を切って、格安SIMもデータプランを大きくすれば、もっと快適なネット環境が整うと考えましたね。
本日のまとめ
日常生活でできるだけ出費は、抑えたいですよね。
そんなときに真っ先に思いつくのが、携帯電話やスマートフォンの使用料じゃないでしょうか?
私は、田舎に住んでいるし、都会の「格安SIM」というサービスの恩恵を受けることは、できないものだと思いこんでしまっていましたので、手を出さずにいたのですが、調べてみると「格安SIM」サービスというのは、大手キャリアの通信回線を利用してのサービスだったんです。
大手キャリアの回線だと安心して利用できますものね。
効率的に生活費をおさえることに繋がるこのサービスは、今後も続けていきたいと感じました。
ただ、この「格安SIM」というのは、良いところばかりでなく欠点もあります。
それは、「サポート体制」についてです。
こういった格安サービスは、設定などの場面での人件費を抑えていますので、そういったサービス面は、手薄になっています。
設定などは、全部自分でするし、困ったときは、インターネットで調べて自分で解決するという方向けのサービスとなっていることでしょうかね。
そういったことも含めて、私は総合的に満足できるサービスだと感じましたよ。
本日のブログは、ここまで!
それでは、また明日~