ブログをご覧の皆様こんにちは!
鹿児島県出身 「徳之島ブロガー」のとし( @kedokumango )です。
私がビニールハウスを建設したのが平成23年のことでしたから、建設当初から育ててきているのが、マンゴーは、もちろんのこと、ビニールハウスの外では、このオレンジの仲間である「はれひめ」も育ててきました。
今年は、この「はれひめ」が初めての収穫を迎えることができ、食べてみることができましたので紹介したいと思います。
徳之島で育てる「はれひめ」の様子
今回、紹介する「はれひめ」ですが、「清見タンゴール」と「オセオラオレンジ」を交配してうまれたものに、尚且つ「宮川早生(みやがわわせ)」を交配した交雑種となります。
みかんとオレンジのいいとこどりの品種ということで、収穫を楽しみにしていたのですが、毎年花は、咲かせるものの中々着果せずに、着果したら台風でやられたりと、収穫にこぎつけることができなかったのですが、今期は、ようやく初収穫にこぎつけることができました。
まだまだ、小さな樹となっていますが、今後が楽しみに樹の1つでもあります。
それでは、現在の「はれひめ」の様子を見てみましょう。
まだまだ、小さな樹なんですが、このように果実を実らせているんですよ!
果実が緑色からオレンジ色へと1月上旬から変化し始めたときから、食べ頃はいつ?なのかと観察しておりましたが、1月15日で十分に濃いオレンジ色になったことから、「いまだ!」ということで、収穫してみることにしました。
こちらが、果実に寄って撮影したものとなります。
枝に蜘蛛の巣(くものす)が張っていますね。
これも無農薬で栽培してきた証です。
収穫前に感じたことですが、この「はれひめ」は、まだまだ樹が小さいですし、来期は、樹を一回り大きくするように力を入れていければと考えているところです。
「はれひめ」の果実について
こちらが今回収穫した「はれひめ」となります。
濃いオレンジ色が実に美味しそうです。
初収穫した果実は、糖度なども気になりますし、早速包丁を入れてみることにしました。
こちらが、包丁で2つに切った「はれひめ」の断面となります。
断面も綺麗なオレンジ色で味も期待できそうです。
はれひめの糖度について
さて果樹栽培をしていて一番気になるのが果実の「糖度」です。
いつものように糖度計を切断面に当てて糖度計測をしましたよ。
私は、数種類の柑橘類を育てていますが、この「10」という数字は、良好な数値となります。
初収穫の果実で「10」をマークしたということは、これから樹が大きくなって、栄養が十分に回るようになれば、もっと糖度の上昇が見込めるはずです。
来期からの「はれひめ」も期待の果実に仲間入りですね。
「はれひめ」の食味について
皮は、手で容易にむけるものとなっていまして、食べやすい果実となっていました。
果実の房の感じから、「ポンカン」を連想してしまいましたね。
口に入れた感想ですが、さわやかな甘み印象的な果実となりました。
そして、びっくりしたのが酸味を感じなかったのです。
皮もむきやすく、酸味が少ないということは、万人受けする柑橘類となるはずです。
また房がの硬さが気にならないのも良い印象でした。
今期、収穫できたのが1個の果実でしたので、色々な食べ方を試すことができなかったのが残念なのですが、ドライフルーツにしてお茶にしてもおもしろいかもしれないと感じました。
来期に試すことができればと思いますよ!
なお、オレンジをドライフルーツにしてから、お茶として頂いたことは、こちらの記事で紹介しています。あわせてご覧ください。
本日のまとめ
今回紹介した「はれひめ」なんですが、定植した時期がビニールハウスを建設したのと同じ頃でしたから、収穫までに長い月日がかかってしまいました。
まぁ、過去に台風の襲来がなければ、もっと早い段階で初収穫を経験できていたのかもしれませんが、このように初収穫にこぎつけることができたのは、本当に嬉しい限りです。
果樹栽培の一番の楽しみは、収穫した果物ですからね。
その収穫を楽しむことができて本当に嬉しく感じています。
なお、2017年に入ってから、「イタリアンツリートマト」「アボカド」「はれひめ」と続々と初収穫を迎えることができています。
幸先のよいスタートの年となりそうで、嬉しいところです。
「イタリアンツリートマト」と「アボカド」の初収穫については、こちらの記事で紹介していますので、あわせてご覧ください。
本日のブログは、ここまで!
それでは、また明日~