ブログをご覧の皆様こんにちは!
管理人のとしです。
「台風12号」が徳之島を通過中であります。
7月25日 16:00の状況です。
徳之島は、暴風圏内へ入ってしまっている状態です。
15時30分頃に、マンゴーを栽培しているビニールハウスの様子を見に行ってきたのですが、さとうきびの葉は、このように大きく揺れていました。
ここのところ、連続した台風の襲来や干ばつ等で収穫量が落ちているさとうきびでありますが、今年こそ、挽回して欲しいと感じていただけに、今回の台風12号の直撃は、さとうきび農家の皆さんも頭が痛いのではないかと思います。
台風が植物にもたらす影響は、風でなぎ倒されることも怖いですが、通過後の塩害の方もかなり影響があると思っています。この台風が去ったら、太陽が照りつける前に、灌水装置などで、早急に塩分を洗い流したいものでありますね。
こちらは、ビニールハウスの現在の様子です。
ビニールハウスを完全に閉めきっていますよ。
200ボルトの大型換気扇のシャッターも閉じた状態です。
こちらのシャッターは、温度設定で自動で開閉できるようになっているのですが、台風の時は、電源を切って、このように閉めきった状態で過ごすようにしています。
ビニールハウスの内部では、大型換気扇3台をこちらも温度設定で自動でスイッチのオン・オフができるようになっていますが、台風の際は、常にオンで稼働させています。
これは、台風は低気圧ですので、気圧が低くなるため、ビニールハウスを押しつぶす力が発生します。
そこで、ビニールハウス内部の圧力を逃がすために、このようにフル稼働しているわけです。
停電したら、この換気扇がストップしてしまうので、最良の方法とは言えませんが、現在の私のビニールハウスでは、有効な台風対策の1つとなっています。
さて台風がもたらす影響は、ビニールハウスだけではありません。
徳之島は、鹿児島県の離島ですので、物流する際には、船(フェリー)が必要なのですが、これもストップしてしまいます。
そう発送が完全にストップしてしまうのであります。
よって、本日は収穫があっても発送できないという事態に陥っています。
こちらが早朝に収穫した際のマンゴーです。
まだ、選別前の写真ですので、色々なマンゴーが混じっておりますが、これを出荷できないのが、とても残念でなりません。
ビニールハウスを建設したのが、平成23年で、マンゴーを育て初めたのも同じ年です。
初出荷が、平成26年度でしたから、今年で2度目の出荷シーズンとなっています。
そんな私のマンゴーも年々、品質が向上してきているのを実感しているだけに、出荷できないのが、本当にもどかしいです。また、マンゴーは、収穫期を迎えだすと次々と「ぽとり」と落果し始めます。
上の写真は、午前中の収穫でしたが、15時頃に収穫した分も含めるとこのようになってしまいますよ。
写真に写りきれていない奥のほうにもありますので、結構な量となります。
もっと安定した輸送方法を願うばかりであります。
運送会社からは、荷物の再開は、27日と聞いております。
1日も早い、フェリーの運航再開を望みます。
本日のブログは、ここまで!
それでは、また明日~