ブログをご覧の皆様こんにちは!
管理人のとし( @kedokumango )です。
徳之島で営農する当農園では、熱帯植物として「グアバ」と「島バンシロウ」を育てていますが、「グアバ」の方が、蕾をつけ開花していますので、その様子について紹介したいと思います。
蕾(つぼみ)をつける「グアバ」の樹
こちらが、現在の蕾(つぼみ)をつける「グアバ」の樹となります。
尚、右手のものが「キンググアバ」で、左のものが「島バンシロウ」となります。
現在の状態は、8月中旬から下旬にかけて収穫期を迎えたグアバの収穫が収量したあとに、切返し剪定をほどこし、そこから成長したものとなっています。
この「グアバ」の樹につぼみを確認することができますので、そちらをクローズアップして撮影したものが、こちらとなります。
小さな「ひょうたん」のような形をしているものが、グアバの蕾(つぼみ)」となりますよ!
実は、この時期での開花は、私にとっても予想外でしたし、私が参考にしている書物でも、「出蕾・開花」については、3月下旬から5月下旬となっており、完全に時期外れなものとなっています。
昨年の冬は、暖冬でアボカドの蕾が12月下旬にあがってきたりしましたが、今年も暖かい気温で推移しているので、このような結果になってしまったのではないかと感じています。
つぼみだけじゃない!開花しているぞ!
完全に予想外のことというのもありますし、現在は、マンゴーの花芽形成が気になる季節でして、そちらに気を取られており、開花を見逃してしまっていたようです。
こちらが、現在開花している「キンググアバ」の花となります。
尚、前回の蕾(つぼみ)と開花については、2016年4月にブログ記事として紹介しています。
そういったところからも、今回の開花が時期外れのものだということがわかると思います。
2016年4月の蕾(つぼみ)と開花の記事は、こちらとなっていますので、あわせてご覧ください。
本当に予想外だったために、観察力がにぶっていたのでしょう。花が終わり、果実の肥大に移ろうとしているものもありました。
ブログを書きながら、気づいたのですが、この花が終了したものの、すぐ下には、なにかのイモ虫も写っていますね。
どうりで、葉に食害痕があるわけです。
グアバの葉というと「健康茶」として有名ですよね。
このように葉に注目して見ていると、祖父が煎じて飲んでいたことを思い出しました。
確か、「グアバ茶」には、血糖値を下げる効能があり、「糖尿病」持ちであった祖父は、「グアバ茶」を飲んでいましたね。
「パパイヤ」のダイエット効果もそうですが、熱帯植物には、このように秘められた効能が他にも沢山あるのかもしれませんね。
生育について気になるところもあるんです!
今回、観察していて気になることもあります。
それは、全景写真でわかりますので、2本の樹を見比べてみましょう。
こちらが「キンググアバ」の樹です。
そして、「島バンシロウ」の樹です。
島バンシロウの葉が茶色であることがわかりますか!?
しかも、島バンシロウの方は、株元に枯れ葉が、結構落ちています。
単なる寒気などの生理現象だとよいのですが、さほど急激に気温も下がっておりませんし、「キンググアバ」がこのように青々としているなかで、茶褐色になってい様は、心配の種になってしまします。
本日のまとめ
私が、熱帯果樹の栽培で参考にしている書籍に、「米本仁巳」氏が書かれた、『熱帯果樹の栽培』というものがあります。
今回も、疑問に思うところがあったので、熟読してみたのですが、おもしろいところを発見しました。
なんと、「石垣島」では、剪定すると、新梢と花芽が発生して開花結実し、年中収穫が可能と掲載されていました。
そういえば、お正月に「島バンジロウ」の果実を食べた記憶もあり、私の住む「徳之島」も暖かいところなわけですから、今回のグアバの成長は、問題ないことなのかもしれません。
グアバの果実の食べ頃は、開花から120日〜150日と言われています。今回開花分について食べることができるのは、3月末から4月ということになりそうです。
上記でふれた『熱帯果樹の栽培』とは、こういった本となります。
身近にありながら、まだまだ知識の足りない「グアバ」の栽培についての記事でした。
本日のブログは、ここまで!
それでは、また明日~