ブログをご覧の皆様こんにちは!
鹿児島県出身 「徳之島ブロガー」のとし( @kedokumango )です。
2017年3月17日のブログで、レモンの花が咲き始めたことを紹介しましたが、あれからミツバチなどの昆虫も飛び回り、無事に着果したような感じなので、昆虫による受粉の様子とレモンの着果の様子について紹介したいと思います。
徳之島で育てる2017年4月上旬のレモンについて
3月中旬に開花を始めた「レモン」ですが、開花から2週間ほどが経過して、花も終盤に入ってきました。
私が育てている「レモン」の樹は、2本なのですが、その内の大きい方の1本の様子を見てみましょう。
樹の全体にわたって、白い花が咲いているのが、わかるでしょうか。
昨年までは、花の量が少なかったからでしょうか。
そこまで、レモンの花の香りに気づかなかったのですが、今年は、沢山の花を咲かせたこともあり、樹へ2mほども近づけば、爽やかで良い香りがしています。
そんな状況なのですが、花も終盤に入り、枝の至るところでは、花びらが萎れ始めていますよ。
茶色っぽくなってきている花びらがわかりますかね。
これが、萎れている部分となります。
レモンの良い香りに誘われて昆虫たちも飛び回っているよ!
上記で、レモンの花の良い香りが漂っていると紹介しましたが、その香りは、昆虫たちも好むようで、花を観察していると、様々な昆虫を確認することができました。
果樹の受粉で昆虫と言ったら「ミツバチ」ですよね。
こちらが、ミツバチが花粉を集めながら、受粉を手伝ってくれている様子となります。
私の園では、ちょうど今がマンゴーの受粉の時期で、ビニールハウスの中では、沢山のミツバチが飛び回っています。
ビニールハウスは、ネットで覆われていますが、その中から飛び出してきたのか、自然界で暮らすミツバチなのかは、わかりませんが、このように受粉してくれているのは、嬉しく思いますよ。
ミツバチも花粉集めに夢中になりすぎて、こちら側へお知りを向けて、無防備な状態なヤツもいました。
頭を花へ突っ込んで、一生懸命に花粉を集めている姿が可愛らしくて、撮影した1枚となっています。
ミツバチのおかげで受粉したレモンの様子
せっかく花を咲かせ、ミツバチのような昆虫が花のまわりを動いたからといって、条件が悪ければ、果樹は、着果しません。
今回のレモンの樹についてですが、花びらが萎れて落ちた部分を観察していると、これから果実として肥大していく部分を確認することができました。
花のしべの根本部分に小さな緑色の楕円形のものが確認できますよね。
私の経験では、これができるとレモンは、着果に成功したと判断します。
このまま上手く行けば、12月には、今年もレモンの果実を楽しむことができそうです!
この様子は、花が咲いていた部分の至るところで確認することができます。
私の住む鹿児島県の徳之島では、ゴールデンウィークの終盤頃には、例年だと梅雨入りします。
その梅雨の雨で、果実が急激に大きく成長することを期待しているところです。
本日のまとめ
私の園で、柑橘類は、オレンジ類をはじめ、島みかんなどを育てていますが、樹勢の強い島みかんよりも勢いのあるのが、このレモンだと感じています。
今年、わかったことですが、ある程度に樹が大きくなったときに花を咲かせると、こんなにも良い香りをさせるものなのかと感じたところですし、何より12月に収穫したフレッシュなレモンで作る「レモンのはちみつ漬け」が本当に美味しいですからね。
果樹栽培を楽しむのであれば、1本はセレクトしておきたい品種だと思いますね。
本日のブログでは、昆虫による受粉と着果した様子について紹介しましたが、開花の様子については、こちらの記事で紹介しています。あわせてご覧ください。
本日のブログは、ここまで!
それでは、また明日~