【徳之島ダム】の水を使うために設置した「スプリンクラー」と「液肥混入器」を使った防除作業が快適すぎたよ!

ブログをご覧の皆様こんにちは!鹿児島県出身 「徳之島ブロガー」のとし( @kedokumango )です。

私がマンゴー栽培を営農するビニールハウスには、徳之島ダムの水を使う為の灌水施設の設置が、2016年12月に行なわれました。

花徳地区で徳之島ダムからの通水が始まったのが、2017年4月からのことですが、灌水するために設置した施設を用いて防除作業をおこなったところあまりに快適だったので、その様子について紹介したいと思います。


 

 

防除作業に用いる灌水施設について

今回の防除作業に用いる灌水施設ですが、「液肥混入器」から防除剤を吸い込ませ、マンゴーの樹上に設置してあるマイクロスプリンクラーで薬剤を散布しようという考えです。

私のビニールハウスに設置してある「液肥混入器」は、こういった形状をしているものです。


液肥混入器
“液肥混入器”

商品名としては「スミチャージ」と呼ばれるものでして、私の園では、N50という規格のパイプ径50mmのものを使用しています。

この液肥混入器から吸い込まれた薬剤が、こちらのマイクロスプリンクラーで樹へ散布されるという作戦です。


マイクロスプリンクラー
“マイクロスプリンクラー”

ちなみになんですが、私のビニールハウスでは、徳之島ダムからの灌水施設が設置されるまでは、自前で樹の株元に散水するスパイク式のスプリンクラーも設置しています。

現在では、このスパイク式のスプリンクラーも徳之島ダムからの給水栓に繋いであるため、液肥混入器から吸わせた薬剤を、地上からのスプリンクラーでも散水することが可能なんです。

株元に設置されたスプリンクラーも水の勢いがありますし、上下のスプリンクラーを同時に動かせば、樹にまんべんなく散水することが可能なわけなんです。

この状態を上手く利用して薬散に役立ててみようという計算なのです。

灌水施設が設置されたことに関する記事はこちらで紹介しています。あわせてご覧ください。

 

2017年9月に散布する薬剤について

例年でしたら、マンゴーの収穫を終える頃には、スリップスやハダニが発生するのですが、今年は、未だに確認しておりません。

そこで、殺虫に関しての防除作業は不要となるのですが、夏季剪定で樹には、傷がたくさんありますので、そこから病気などが入ったりしないように、「ICボルドー」を散布しておこうと思います。

今回準備した「ICボルドー」は、こちらの5kg入りとなっています。


ICボルドー
“ICボルドー”

この「ICボルドー」なんですが、液体の薬剤となっていますが、パッケージの中に入っているときは、ところどころ薬剤が固まっているので、袋の上からゴリゴリと揉んであげて中の薬剤を混ぜてあげる必要がありますよ。

こちらが私が「ICボルドー」を袋の上から混ぜている様子です。

こうやって十分に袋の上から混ぜた「ICボルドー」ですが、バケツに移すときでも、少量のダマを確認することができました。

そこで、ほんの少しの水を加えながら、そのダマがなくなるようにしました。


水を加えているところ
“水を加えているところ”

あとは、液肥混入機からこの薬剤を吸わせて、灌水すれば作業が完了です。

本日のまとめ

本来でしたら、動力噴霧器を用いて散布する作業なのですが、私が所有する動力噴霧器でしたら、機械に無理をかけないように、ゆっくりと散布したら、軽く2時間は、費やしてしまう作業となります。

しかし、この灌水施設を使って散布したら、今回の作業時間がどのくらいかかったか想像できますか?

なんと!たったの10分間です。

動力噴霧器での散布でしたら、後片付けも大変ですが、今回の片付けは、薬剤のダマを溶かすために用いたバケツを洗えばそれで後片付け完了です。

めちゃくちゃ作業が楽になっているでしょう。

ただ、葉にしっかりと薬剤がかかったかというのが気になるところですが、散布後のこちらの写真を見てください。


消毒を終えた葉
“消毒を終えた葉”

薬剤がうっすらと葉の表面にかかっていることが確認できました。

まだまだ、殺虫のときに使うというのは、効果のほどに心配なところがありますが、液肥の散布とか、予防薬の散布だったら、これで十分じゃないか?と思えるような感じです。

徳之島ダムの水を畑に引くかというのは、農家の任意によるものなのですが、私は、将来的に作業が楽になると考えて導入しましたが、ここまで作業効率が良くなるとは考えてもいなかったことです。

本当に良い設備投資だと感じましたし、今後の秘めた可能性があることからも今後の栽培が、とても楽しみになってきましたよ。

本日のブログは、ここまで!

それでは、また明日~