ブログをご覧の皆様こんにちは!
管理人のとしです。
私が、アボカドを育て始めたのが、平成24年でした。
そのアボカドも結実するようになり、あらためて「アボカド栽培」は、おもしろいと感じていますので、その魅力について考えてみました。
栄養満点な植物である
「アボカド」と聞けば、最初に思いつくフレーズが「森のバター」だと思います。
これは、一口食べれば、その濃厚な油分から、この表現が生まれたことがわかると思います。
そんな「アボカド」ですが、油分だけでなく、多くのミネラルも含まれ、世界一栄養価の高い果物としてギネスブックにも認められているそうなのです。
他にもビタミンA、C、Eも多く含まれており、素晴らしい果物何ですよね。
ただ、「森のバター」という表現から、コレストロールの蓄積を助長する食物であるとも思われているところもあるのですが、これは全くの誤解もあって、アボカドに含まれる脂質のほとんどがコレストロールを溶かしてくれる善玉脂質の「不飽和脂肪酸」だということなのです。
そういったことからも、栄養価が高く、ビタミン、ミネラルも多く含まれ、健康的な食物であることが魅力だと思います。
日本での代表的な食べ方といったら、わさび醤油で刺し身のように食べる食べ方ではないでしょうか。
本当に大トロを食べているようで、美味しいですよね。
国産の樹上で完熟を迎えたアボカドは、油分も多く、大変美味であると言われています。
これから沢山の収穫ができることを期待したいものです。
栽培が容易である!
私が、平成24年からアボカドを育てていて難しいと感じることは、「風」に対する抵抗性だけです。
とにかく風に弱く、少しでも風にあおられてしまうと、葉はすぐに痛み落葉してしまいますし、根が浅いこともあって、強い風のときは倒木したこともあります。
上記のことからも「風対策」が一番大切な植物だと言えると思います。
「風対策」さえ上手くおこなうことができれば、あとは、剪定もせず、新梢の摘心のみで樹体管理することができますし、摘花や摘果もいりません。
それに一番の魅力は、病害虫も少なく、農薬散布なしでも栽培が可能であるということではないでしょうか。
大きな病気としてあげられるのが、「炭疽病(たんそびょう)」ですが、これは、湿度がこもらない樹体を意識しておけば高確率で防ぐことができるでしょうし、本当に栽培が簡単な植物だと言えると思います。
多収が見込める植物である!
アボカドの成木からの収穫量は、1本の樹から60個の果実が収穫可能であると言われています。
私のアボカドの樹ですが、まだ小さな樹ですがこのように果実を実らせています。
数年でこのように結実し、将来的には、1本の樹から60個もの実が収穫できるとなると今から楽しみでしょうがないところです。
本日のまとめ
栽培において、この夏場の時期に注意したいことといえば、「乾燥」でしょうか。
1週間も降雨がなければ、葉の表面からぐったりしている感じが伝わってきます。
水分は、とにかく欲しがる植物ですから夏場にコマメに灌水できる箇所に定植することが栽培のポイントでもあります。
これから8月に入ると、さらなる猛暑が予想できますので、十分な灌水を心掛けていきたいところです。
私が、「アボカド栽培」で参考にしている書籍は、こちらとなっています。
また、2016年6月の成長の様子については、こちらの記事で紹介しています。
本日のブログは、ここまで!
それでは、また明日~