ブログをご覧の皆様こんにちは!
鹿児島県出身 「徳之島ブロガー」のとし( @kedokumango )です。
2014年3月に「すもも」の苗木を定植して育ててきましたが、3年目となる2017年6月下旬に初収穫を迎えることができました。
本日のブログでは、初収穫の喜びや収穫した果実に関することなどについて綴っておきたいと思います。
「すもも」が初収穫できた喜び
まずは、2017年6月現在の「すもも」の樹の様子から見てみましょう。
「すもも」の果実は、樹の中心部に隠れているので、外観からは、確認することができませんが、この状態でしっかりと果実を実らせていますよ。
枝葉の成長の著しさを比較する為に、2017年3月のときの写真も見てみましょう。
たった3ヶ月で、ここまで枝葉が充実しています。
「すもも」は、冬の間は、葉を落とす果樹なので、余計に枝葉が充実したように感じるかもしれませんが、今年は枝の伸びなどが著しく良好であったと感じています。
これが初収穫した「すもも」の果実だ!
さて、皆さんの中には、「すもも」の果実がどのように樹に実っているか見たことがないという方も多いのではないでしょうか。
そこで、樹に実っている状態の「すもも」の果実から見ていくことにしましょう。
真っ赤に熟れて美味しそうでしょう。
このまま樹上においておくと害鳥に食べられてしまうかもしれませんし、今年は初収穫ということもあって少し早めに収穫することにしました。
収穫するのが、少し早いと感じるところがありましたが、しっかりと熟していたようで、樹と果実を繋いでいる軸の部分が果実から綺麗に抜けたことから、この位で収穫期であったのだとわかることができましたよ。
「すもも」栽培で今期失敗したと感じたこと
2017年5月下旬のブログ記事 [徳之島]では、3月に開花した【すもも】が着果して果実肥大しているよ! で肥大している果実の色付きを良くするために枝の誘引をほどこしたことを紹介しました。
この枝を誘引して直接太陽の光を果実に当てたものなのですが、どうも色付きが悪かったのです。
こちらがその果実となります。
最初は、未熟なだけかとも思いましたが、そうではなくどうやらそうでもないようでした。
来期は、樹形作りのための誘引は、ほどこしても太陽の光が直接果実に当たるような誘引は、控えたいと感じましたよ。
初収穫した「すもも」を食べるぞ!
それでは、お楽しみの実食であります!
普段でしたら、まるかじりでいくところですが、ここはちゃんと中の果肉のようすもチェックしてみましたよ。
「すもも」を半分に切るのは、お尻のように凹んだ部分から1周するようにナイフで切れ目を入れたら、あとは両側からひねるようにすれば、簡単に実を2つに分けることが可能です。
真っ赤というよりも、赤紫と表現したら良い色ですね。
この「すもも」の色は、ジュースなどにしても綺麗な色が出るので、ジュースはもちろん、シャーベットなどの加工品も人気がありますよ。
さて実食といきたいところですが、フルーツを食べる前の儀式もちゃんと行いました。
糖度チェックですね。
今回の「すもも」で糖度が「9.3」でした。
さすがに「すもも」は、酸味の強い食べ物ですので、糖度が「9.3」あれども食べると、すっぱいです。
まぁ、その酸味がこの初夏の季節に爽やかで心地よいのですがね。
本日のまとめ
上記で「すもも」の酸味についてふれましたが、「すもも」の酸味のほとんどは、皮に含まれています。
酸味が苦手な方は、皮を剥いて食べれば、食べやすくなると思いますよ。
酸味が強くて「胸焼け」するなんて方もいるでしょう。一度お試しあれ!
さて、今後の栽培計画なのですが、「すもも」は、6月の収穫後のお礼肥を9月に与える植物のようです。
また、大概の果樹は、収穫後に剪定をほどこしますが、冬まで待って、樹が休眠したときに施すのが良いようですよ。
そこで、2017年の栽培計画は、9月に「お礼肥」を与えて、12月に今度は、「元肥」を与えます。
そして冬季の葉が落ちる1月頃に「整姿剪定」を施したいと思いますよ。
そうすれば、2018年3月には、今年のように花を咲かせてくれるでしょうね。
2017年度の開花と果実肥大については、こちらの記事で紹介しています。あわせてご覧ください。
本日のブログは、ここまで!
それでは、また明日~