ブログをご覧の皆様こんにちは!
管理人のとしです。
先日、ミツバチの巣箱をビニールハウス内へ移動したと紹介しましたが、まだまだマンゴーの花は、少なくミツバチの餌も不足していると考え、餌を与えましたので、ミツバチへの給餌方法について紹介したいと思います。
餌が不足するとどうなる?
ミツバチも人間と同様でして、食べるものがないと次第に衰弱し、餓死してしまします。
特に、ミツバチを購入して届いた直後などは、注意が必要で数日間餌を食べていない状態であったのか、全く元気がない状態でも、そこへ餌を与えた直後から、すぐに飛び回るようなことがあるぐらいに、餌の量が大切となってきます。
私も一度経験したことがあるのですが、天候不順で周囲に草花が少なかった年は、みるみるうちにミツバチの群勢が弱くなっていき、次第には壊滅ということもありました。
生きていくために必要なものを適量与えていくことが、大切となってきますよ。
餌が飽和状態になるとどうなる!?
餌を与えすぎることもよくありません。
まず、餌を与え過ぎると、餌を集めに飛び回らなくなってしまいます。
私がミツバチを飼育している目的は、マンゴーの受粉を助けて貰うのが目的ですから、飛び回らないミツバチでは、意味がありません。
これには、注意したいところです。
また、餌を与えると、ミツバチは、一斉に「働き蜂」達が、餌を巣箱の中へ溜め込み始めます。
そうなると、どういったことが予想されると思いますか?
餌が、たくさん詰め込まれた巣箱の中は、どんどん狭くなってしまいますよね。
そうなると、産卵場所を失い、ミツバチが減って、群勢が弱くなってしまうという現象に陥ってしまうわけです。
餌を与えると、おもしろいぐらいに餌を食べてくれるので、こちらも嬉しくなって、どんどん与えたくなるところですが、ここは、注意して2〜3週間おきに餌を与えるぐらいにとどめておいたほうが良いと言えますよ。
私がやっているミツバチへの給餌方法
ミツバチの巣箱には、給餌器と呼ばれる薄ベニヤで作られた専用のエサ箱もありますが、これの中に餌を入れるには、巣箱の天板を外さなければできません。
この巣箱の蓋を開けるという行為は、新聞紙などを燃やした煙をミツバチへ吹きかけ、落ち着かせてから、天板を開けなければ、危険を感じたミツバチ達に襲われてしまうという可能性もありますし、何度もミツバチへ、そのようなストレスを掛ける行為は、良くないと考えています。
そこで、私は、洗面器と割り箸を用いた方法で、餌を与えています。
まず、餌についてですが、白糖1kgと水1Lを混ぜたものを与えています。
ここでも注意が必要で、水はミネラルウォーターのようなものを使うことが望ましいです。これは、水道水で消毒液のような匂いがする水は、全く食べてくれないからです。
それと、白糖についてですが、以前に私は、栄養をつけてあげようと三温糖や黒糖も試してみました。これも理由は、わからないのですが、食いつき方が悪かったので、今は、白糖のみを使用するようにしています。
では、餌を与えている様子を見てみましょう。
私は、巣箱を直接地面におくことは、湿度などの関係から良くないと考えていますので、このようにビール箱の上に巣箱を設置しています。
餌は、巣門近くにあるとミツバチ達も餌を発見しやすいでしょうから、このように同じくらいの高さになるように、餌を入れた洗面器を設置しています。
洗面器の中に、何かが浮かんでいますよね。
これを近くで撮影したもので見てみましょう。
洗面器の中に浮かんでいるものは、「割り箸」です。
この「割り箸」を浮かべているのも目的があって、ミツバチ達が餌を食べるときに、溺れないように、ここに乗って餌が取れるようにしてあるのです。
本来なら、「ワラ」等の枯葉でも十分なのですが、私は、枯葉などにマンゴーに影響があるような菌がついていることを恐れて、このように洗面器の大きさに合うように割り箸を折って浮かべるようにしていますよ。
本日のまとめ
今回、紹介したミツバチへの給餌方法は、書籍などから学んで、色々な方法をおこなっていくうちに、私が住んでいる環境やビニールハウス内で、最善だったものです。
ミツバチは、生き物ですから、ベストというものがないと思いますので、観察しながら、色々と試してみると良いと思いますよ!
それでは、さいごに本日撮影したミツバチをどうぞ!
まだまだ、ビニールハウス内という環境に移したばかりのミツバチ達ですので、ハウス内に慣れていないような感じを受けています。
これが、次第に慣れてくると、マンゴーの花に止まっているミツバチも見ることができると思いますので、次回のチャンスにその様子を紹介できたらと思いますよ!
本日のブログは、ここまで!
それでは、また明日~