ブログをご覧の皆様こんにちは!
鹿児島県出身 「徳之島ブロガー」のとし( @kedokumango )です。
当農園では、2017年4月に沖縄より「島バナナ」の苗を入手し、栽培を開始しました。
露地への定植から2ヶ月が経過したので、現在の成長の様子と今回おこなった作業について紹介します。
2ヶ月で見違えるように大きくなった「島バナナ」の苗
それでは、露地への定植から2ヶ月が経過した「島バナナ」の成長の様子を見てみることにしましょう。
ちなみに、この「島バナナ」の栽培でも、苗の根付きを良くするために肥料袋で保護して育ててきましたよ。
現在の背丈で、70cmほどとなっていますね。バナナの樹は、簡単に人間の身長を超えていくでしょうから、あと数ヶ月で私の身長も超えてしまうのでしょうね。
比較対象として、2ヶ月前に苗を入手した当時のものが、こちらとなります。
ビニールポット鉢の分の背丈を差し引くと、30cmほどの苗だったことがわかりますが、2ヶ月で20cmも大きくなっていますね。
定植直後は、根張りに力を使っていたかもしれませんし、これからどんどん温度も上昇するでしょうから、さらに成長のスピードが上がっていくのではないでしょうか。
これからの成長が、とても楽しみにです。
島バナナの苗を定植したことは、こちらの記事で紹介しています。あわせてご覧ください。
「島バナナ」に肥料を与えるぞ!
苗木の定植から2ヶ月が経過したということで、さらなる成長のためにも肥料を与えることにしました。
今回、与える肥料ですが、「油かす」をベースに少量の石灰分と果樹用の肥料を混合したものとなります。
著しい成長を見せている「島バナナ」ですが、これだけ成長が早いとおそらく栄養素も随分と消費していると考えています。
よって、今後の施肥の計画についても、しばらくは2ヶ月に1回くらいの頻度で与えていこうと考えていますよ。
株元にパラパラと肥料を散布したら、次は、三叉を用いて土と混合してあげました。
最近は、他の果樹にも施肥をおこなったら表土と肥料を軽く混合してあげています。これには、肥料分を根が吸収しやすくするのを目的としながら、表土をほぐすことで、空気分が地中に入り、成長が良くなると考えているためです。
今回の「島バナナ」については、将来的には、苗を増やすための「吸芽(きゅうが)」が株元に生えてくるはずです。
そのためにも「吸芽」が生えやすいように株元の土を柔らかくしておきたいということから、軽く土をほぐしてあげましたよ。
2ヶ月目の作業の内容としては、これで作業完了となります。
なお、苗の定植から2ヶ月が経過したことから根張りは、十分なはずです。
よって、今月から肥料袋での保護は、外すことにしましたよ。
これからは、太陽の光もしっかりと株元に当たりますし、さらにたくましく成長してくれるのではないでしょうかね。
バナナの葉が出てくる様子
皆さんは、バナナの葉がどのように伸びてくるか観察したことがありますか!?
バナナは、熱帯植物ですし、見たことがないという方も多いのではないでしょうか。
そこで、バナナの葉が出てくる様子についても紹介したいと思います。
バナナの葉ですが、こちらの写真のように樹の中心部から棒のように真っ直ぐに丸まった状態で伸びてきます。
この真っ直ぐに伸びてきたものが、2日ほど経過すると徐々に開き始めて葉の形となっていきます。
こんな感じです。
バナナは、1枚あたりの葉の大きさが、とても大きいです。
国によっては、バナナの葉を広げて食事の皿に用いるところもあるぐらいですから、結構な大きさです。
この大きな葉は、風の力を受けやすく、すぐに裂けてしまうんですよね。
それだと成長に影響がありますし、今は、強い風が吹くと「大丈夫か?大丈夫か?」と観察する毎日です。
本日のまとめ
2017年4月から突然のように始めた「島バナナ」の栽培ですが、かねてより「島バナナ」には、魅力を感じていたんですよね。
ただ「島バナナ」は、風に弱いので、台風などの襲来にあってしまうと、その年の収穫は、全滅なんてことも考えられます。
しかし、「もしかしたらダメになるかもしれない」という気持ちで、育ててみたい果樹を諦めてしまうのは、もったいないと考えたのです。
もしかしたら、自分で育ててみたら、風の対策についても新しい方法が思い浮かぶかもしれませんし、数本で試験的に開始するのには、元手もほとんどかかりません。
そんなことから、栽培にチャレンジし始めたのですが、この「島バナナ」は、「パパイヤ」同様に成長が早くて本当に世話をしていて面白いですね。
成長に変化があったら、またブログ記事として紹介したいと思いますよ。
本日のブログは、ここまで!
それでは、また明日~