徳之島での【マンゴー栽培】では2017年も花吊り作業が本格化してきました!

ブログをご覧の皆様こんにちは!
鹿児島県出身 「徳之島ブロガー」のとし( @kedokumango )です。

2017年3月14日のブログで、今年のマンゴーが開花し始めたことをお知らせしましたが、他の樹も開花し始め、花吊り作業が本格化してきましたので、その様子について紹介します。


 

 

2017年4月上旬の「徳之島」で育てるマンゴーの様子

2017年は、花芽の上がり方が昨年と比べて1週間から10日ほどの遅れがありまして、開花をずっと心配していたのですが、次々と開花が始まりました。

今期は、「量より質」を目標に、枝も随分と間引いて風通りを良くしたりしてきていますので、花が密集して咲いているという印象を受けないのですが、現在のところ樹が疲れている様子も見えないですし、確実に1歩1歩前進しているところです。

こちらが、現在のマンゴー栽培を行なうビニールハウス内の様子です。


2017年4月上旬のマンゴー栽培の様子
“4月上旬のハウスの様子”

すでに、ビニールハウスの中に入ると、マンゴーの花の独特な香りが充満しており、やっとこの成長ステージがやってきたと喜びを感じているところでもあります。

マンゴー栽培では、開花を迎えると次々と仕事がやってきます。

その作業の様子について紹介します。

マンゴーの開花した花をもっと詳しく見てみよう!

作業を始める前に、もう少し、マンゴーの花を観察してみましょう。

マンゴーの花は、下の写真のように赤い花軸の先端に小さな花を沢山つけます。

写真では、花軸が立っているように見えますが、これは、「花吊り」という作業で、すでに吊り紐をかけて天井方向に引っ張っているから、このように見えますよ。


マンゴーの花の様子_1
“マンゴーの花の様子_1”

この「花吊り」の作業ですが、一番の目的は、このように吊り上げて、花軸全体を太陽に当ててやることを目的としています。

他にも、花が密集していると、そこに湿度がたまり「カビ」が発生しやすくなってしまいますからね。

そういったことを防ぐためにも重要な作業となっています。


マンゴーの花の様子_2
“マンゴーの花の様子_2”

私が花吊りをしていて感じていることですが、花吊りをする前の倒れている花軸に、受粉の為に放飼している昆虫が止まっていることは、殆ど見ることがありません。

花を吊り、目立たさせることで昆虫にもわかりやすくなるのでしょうか。私が花を吊った後ろから、昆虫が花に止まっているようにも感じていますよ。

マンゴーの花吊りについて

さてさて、マンゴーの花吊りですが、ナイロン製の紐を用いて花軸を1本1本丁寧に吊り上げていきます。

マンゴーの樹は、枝の数だけ花軸が伸びると考えてもよいぐらいに花軸が伸びてきますからね。

その花軸を全て吊っていくわけですから、1本の樹の上には、吊り紐が幾つも張りめぐされる状態となっていきますよ。


吊り紐で吊られたマンゴーの花
“吊られたマンゴーの花”

作業の後半の方になってくると、この吊り紐に長袖の袖口にボタンがあるような作業服だと、そのボタンに吊り紐が引っかかるんですよ。

そうなると「ムキー」なんてことになってしまうんですが、今では、そういったことも経験して、花吊りのときは、袖口にボタンのない作業服を着るようにしています。

 

さて、私がマンゴーの「花吊り」で使用しているナイロン製の紐ですが、過去記事でも何回か紹介していますが、こちらの「サンライン」となります。

こちらの「サンライン」は、ナイロン製の紐ですが、紐の表面にザラザラの加工がされており、縛っても滑りにくいので、目的のものを固定しやすいんです。

また、紐自体が伸びないので、天井方向に引張る作業で、余計な手間がないというか、スピーディーに作業を進めることができるのも気に入っているところですね。


マンゴーの吊り紐_サンライン
“吊り紐_サンライン”

この「サンライン」ですが、他にも紐自体にハリがあるので、作業中に紐が絡まりにくいんです。

そういったところも使いやすい紐となっていますよ。

 

私のところでは、この「サンライン」ですが、そのまま持ち歩いて作業するのと巻かれた紐の下の方から紐がほどけてきて大変なことになってしまうことがあるのです。

そこで私は、100円ショップで売っているバケツに入れて使用していますよ。


サンラインの持ち運び方
“サンラインの持ち運び方”

バケツだと最初から持ち手も付いていますから、移動するのも楽ちんです。

農作業では、こういった一手間で、快適に作業を進めることができるので、何かしら工夫してみると良い結果が得やすいものですよ。

さて、この「サンライン」ですが、私が気に入って購入している番手というのがありまして、その番手が#6000の3000m巻きとなります。

これ、間違えやすいのですが、誤って#3000の6000m巻きを購入してしまうと、紐が細くなってしまうので、紐の耐久性が足らずに切れてしまうのです。

マンゴー栽培では、#6000が絶対に向いていますよ。

花吊りを終えた成長の早い枝では!!

当農園では、最初の開花をお知らせしたのが、2017年3月14日のブログとなるのですが、最初に開花した花軸では、すでに緑色の小さな果実も確認できるようになりました。

下の写真で、赤矢印を付けた部分に注目してください。


小さな実が確認できるマンゴーの枝
“小さな実がつくマンゴーの花軸”

小さな小さな緑色のまん丸のものが確認できますよね。

これが受粉に成功しているものだとしたら、このまま肥大して、マンゴーの果実となっていきますよ。


マンゴーの花軸
“実を確認できる花軸”

なお、上手く受粉していないと果実は、肥大しませんので、ピンポン玉位の大きさの果実となってしまうこともありますし、もっと弱いものだと直径が6mmぐらいの大きさになったころに黄色くなり、自然に落ちていくものもあります。

マンゴー栽培では、1本の花軸に1個の実を付けます。

写真では、1本の果実に沢山の緑色の玉が付いていますよね。

これは、もう少し大きくなってきたら「摘果」と言う作業で取り除いて、1本の花軸に1個の実としていきますよ。

花吊りと同時進行で新葉の処理もしているぞ!

続々と開花が進んでいっているのですが、次々と新葉も吹出してきています。

4月ともなれば、南国「徳之島」では、ビニールハウスだと簡単に30度を超えるような温度になってしまいますからね。

それだけ植物の成長も早いのです。

成長が早いということは、嬉しいことなのですが、この「新葉」をほっておくと、マンゴー栽培の宿敵「スリップス」の格好の餌となってしまいます。

そこで、「花吊り作業」と同時に、新葉の切除作業も進めていますよ。

こういった感じで作業を行なっています。

こちらが、新葉が吹出している状態です。


マンゴーの新葉の処理前
“新葉の処理前”

柔らかそうな葉で、美味しそうでしょ。

こんな新葉は、害虫の餌となっていましますし、餌があれば害虫も居着いてしまいます。

現在の成長ステージでは、新葉はいりませんし、このように切除していきますよ。


マンゴーの新葉の処理後
“新葉の処理後”

このような細かい作業を行いながら大切に育てていますよ。

本日のまとめ

4月上旬のマンゴーの開花の様子を紹介しましたが、満開は、あと1週間後と感じています。

枝の中には、もう少し遅れそうな花芽もあるのですが、その花芽だと果実ができても販売シーズンに間に合わないことも考えられます。

不要な果実を実らせることは、大切なマンゴーの樹への負担ともなりますしね。

そういった枝は、5月上旬の不要枝の剪定と一緒に切除していくことになります。

不要枝の切除は、他の枝に太陽の光を当てるために必要な大切な作業ですからね。

また作業を行なうときに紹介したいと思いますよ。

本日のブログは、ここまで!

それでは、また明日~