【マンゴー栽培】開花の促進のためにビニールハウスの保温を開始するぞ!

ブログをご覧の皆様こんにちは!
鹿児島県出身 「徳之島ブロガー」のとし( @kedokumango )です。

今期の徳之島でのマンゴー栽培では、暖冬の為に花芽の上がり方が遅れていると紹介している当農園ですが、ビニールハウスの保温を開始したのが、昨年度は、2月28日でしたので、今期は、10日遅れながらも保温をスタートしました。

本日のブログでは、マンゴーの成長の様子とビニールハウスの保温について紹介したいと思います。

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マンゴーハウスの保温を開始する目安について

我々、徳之島でマンゴー栽培を営む農家では、鹿児島県農業普及課より頂芽の6割から7割が上がってきた状態で、ハウスの保温を開始するように学んでいます。

これは、花芽の上がり方が早いものに合わせて保温を開始すると、遅れている枝の新芽が、花芽でなく葉芽となってしまうところからきています。

そして、この花芽の上がり方というものですが、枝の頂部に小指の第一関節ぐらいの芽が上がってきたときと言われていますが、私の園では、早いものでは、花が咲く直前のものや、こういった感じのものが多くなってきています。


マンゴーの花芽
“3月上旬の花芽の様子”

花芽の上がり方が遅いと紹介しているだけに、ここまで成長していない枝も多数あるのですが、さすがにもう保温を開始しないと、7月中旬から8月中旬の出荷に間に合わないと判断した為、保温を開始した次第です。

 

今年の樹形は自信あり!

私のマンゴー園では、夏季剪定から2節目が伸びた頃に整姿誘引を開始するのですが、今期は、1節目が出始めた頃から無駄枝を排除し、誘引が必要な枝については、早期から誘引を施してきました。

私が理想としているマンゴー栽培の樹というのが、全ての樹の成長天が揃っているというところにあります。

今期は、常日頃からそのことについて心掛けて調整してきたので、このように樹の高さを揃えることに成功しています。


マンゴー栽培のハウス内の様子
“マンゴーの樹の様子”

正直に言うと、他のマンゴー農家が見学に来たときに「綺麗な枝」という言葉を残してくださるぐらいですから、樹形に関しては、本当に良くなってきたと感じています。

また、ビニールハウスメーカーの方が来園したときも、「ここまで綺麗にする人は少ない」という言葉を貰っていることからも、自身につながっています。

 

しかしながら、いくら好みの樹に仕上がってきたとしても、肝心の花が狙い通りに咲いてくれないことには、意味がないのですがね。

そんなこともありながらですが、今期のマンゴーの枝は、上手くできたと感じているところです。

 

ビニールハウスの保温とは

徳之島でのビニールハウス栽培では、「保温」と言っても、ボイラーなどを焚いて、加温するわけではありません。

徳之島は、もともとの気温が高いですし、ビニールハウスの換気用のビニールを降ろして、外気をシャットアウトするだけで、ハウス内部は、日中の天気の良い日であれば、3月といえども簡単に30度近くまで上昇します。

よって内部の温度を確認しながら、ビニールの上げ下ろしをしながら、適切な温度に保ってあげるようにしています。

ちなみに現在の目標温度ですが、ミツバチの活動が活発になるのが、25度と言われていますので、その25度を目標とした、25度から30度を維持できるように努力しています。

ビニールの上げ下ろしについては、このような部材のハンドルを回すことで、開閉出来るようになっています。


ビニールハウスサイドの巻き上げ機
“ビニールの巻上機”

このハンドルを回せば、ビニールハウスのサイド部分に設置した巻取り用の鉄パイプが回転し、その鉄パイプにビニールが巻付けることで、ビニールの開閉ができるようになっています。

 

こちらがビニールを降ろした状態です。


ビニールハウスのサイド部分
“ハウスのサイド部分”

今期は、ビニールハウスの鉄骨も全てサビを落として塗装をし直しましたし、ビニールも新しいものに変えてあります。

昨年と比べると、太陽光の通過率もあがっていますし、真っ赤な品質の良いマンゴーに繋がるのではないかと期待しているところでもあります。

ビニールの張替え作業については、こちらの記事で紹介しています。あわせてご覧ください。

 

完全に締め切ると良くない!

ビニールハウスでのマンゴー栽培ですが、ハウスを締め切り完全に外気をシャットアウトしてしまうのは、マンゴーの樹に対して良くありません。

やはり、マンゴーの樹も締め切った空間にいると息が詰まってしまいますからね。

ビニールを閉める際は、換気用に少しだけ開けておく必要がありますよ。


ビニールハウスのサイド部分の様子
“サイドを少し開放していると様子”

こうやって、換気してあげることで、朝方の夜露も若干ですが、防ぐことに繋がります。

私の場合は、夜明け前に換気扇を強制的に稼働させて、中の空気を循環させることで、ハウス内で夜露が落ちないように努力していますよ。

 

本日のまとめ

徳之島の「暖かい」という特徴を活かしたビニールハウスの「保温」について紹介してみました。

徳之島産のマンゴーは、離島ですから運賃がかかりますが、それでも安価であると言われています。

その理由には、ビニールハウスの保温に燃料代などが、かかっていないということがあるのです。

気温という好条件を活かした栽培方法で、今年も美味しいマンゴーを栽培して皆さんのもとへお届けすることが出来たらと願うばかりです。

昨年度のビニールハウスの保温を開始したことは、こちらの記事で紹介しています。

 

私の場合は、「ブログ」という形で栽培記録を残しておりますが、栽培記録を残しおくことは、翌年の栽培に活かすことができますし、自分自身のための今後の参考資料として活きたものとなってきますよ。

本日のブログは、ここまで!

それでは、また明日~

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