【マンゴー栽培】開花のために『窒素』投入で樹に刺激を与えろ!

ブログをご覧の皆様こんにちは!
鹿児島県「徳之島出身」のブロガー とし( @kedokumango )です。

さて、2017年2月16日のことでしたが、徳之島で育てるマンゴーの花芽が例年と比べるとあがり方が遅れていましたので、ある手法をとってみました。

本日の徳之島発「マンゴー栽培ブログ」では、花芽の促進の為におこなった作業について紹介したいと思います。

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私が抱える今期のマンゴー栽培の悩み

毎年、この時期になるとマンゴーの花芽の上がり方が気になってしょうがないのですが、一昨年前は、例年と比べると「寒」が良い具合に入ってくれ順調に花芽が上がってくれました。

しかし、昨年・今年と「暖冬」となっており、気温の下がらない日が続いています。

マンゴーは、夏期剪定から新節を伸ばす為に、ある程度の温度を必要としますが、新節が整ってからは、とにかく樹を冷やすことが重要となってきます。

この樹を冷やすためには、ビニールハウス内を換気するなどの努力を尽くしているのですが、平均気温が高いことは、我々農家の努力では、どうにもなりません。

そんな暖かい気温で推移しているものですから、花芽の上がり方が例年よりも遅れていることが悩みとなっているのです。

現在の私の園での40%は、このような芽となっています。


2017年2月中旬のマンゴーの頂芽の様子
“頂芽の様子”

このような芽がビニールハウス全体で、60%を超えてきたころが、ビニールハウスの保温を開始する目安となっており、昨年だと2月末に保温を開始しましたが、今期は、いつ保温を開始できるのかと心配しているところです。

昨年の保温を開始したことについては、こちらの記事で紹介していますので、あわせてご覧ください。

 

成長の進度の差も懸念されるのだ!

さて成長が遅れることで一番困るのが、マンゴーが完熟を迎え、全ての果実をお盆前までに出荷したいと考えている私にとって、その出荷時期が遅れてくるということになるのです。

また、成長進度に早いものと遅れているものの差が大きくなってくると、それだけ世話の手間がかかってしまいます。

その為、成長の進度を揃えるために、マンゴーの収穫が終了した夏期剪定は、1週間以内でまとめて終えるように作業をしているのです。

現在、成長が早いものだと、上記で紹介した芽が開いてきているものもあるのです。


マンゴーの頂芽が割れて来ている様子
“開き出した頂芽”

こうなってくると、成長進度の差が開く一方でして、なんとか遅れている樹の成長を早めたいという願いがあるのです。

救いのアドバイスがやってきた!

ここのところ、ビニールハウスに来るたびに上記の事が気になってしょうがないですし、なんとかしたいと思いながら、温度を冷やすことができないため、悩んでいたところに1本の電話が入りました。

電話の相手は、鹿児島県農業普及課の方で昨年まで、この徳之島でマンゴー栽培について指導していた方からでした。

この方のおかげで私のマンゴーの品質が、一気に上昇したこともあり、とにかく信頼している存在でして、年始の挨拶でも、花芽の上がり方が遅いと現状報告をしていたので、その回答といった形で電話が入ったのでした。

電話を受け取り、相談した私は、一つの解決策が見えてきたので、あまりの喜びから「Twitter」でも下記のようにツイートしていますよ。

アドバイスの内容とは!?

電話の中で、現状の報告を終えたあと、いくつかの質問がありました。

その質問とは、

  1. 葉色は、どのような状況か?
    私の園では、マンゴーの葉色が濃いことから施肥量を減らすということを数年前から実施しています。今期は、葉色が落ち着いてきており、そのことを伝えました。
     

  2. 湿度に対する病気の対策について
    今後の作業で湿度が上昇して「炭疽病」の発生を懸念してのことですが、私の園では、2月上旬に「炭疽病」の対策として防除作業を行っているので、問題ないことを告げました。
     

  3. 花芽についての考え方について
    このアドバイスで恥ずかしく感じたのですが、園でまだ40%ほどしか花芽が上がっていないと落ち込む考え方に対して、その40%をいかに、次に繋げるか!40%も上がってきている!もっと率をあげる努力をしようという考え方に切り替えようにとのことでした。
     

上記のような話から今回の対策として決定したのが「チッ素」を投入して、マンゴーの樹に活力を付けてやるということになったのです。

マンゴーに液肥の「メリット(青)」を投入するぞ!

相談したのが、2月15日の夕方でしたが、その日の内で翌日の早朝に「メリット(青)」を投入することを決め、その準備を進めました。

早朝に液肥を散布するというのも、液肥を散布してから、可能な限り早い段階でビニールハウス内を乾燥させたいという気持ちがありましたから、夜明け前の位ときから準備をはじめました。

こちらが今回投入する「メリット(青)」となります。


葉面散布剤_メリット(青)
“葉面散布剤_メリット(青)”

メリットには、他にも「黄」「赤」もあるのですが、今回選択したのは「青」となりました。

薬剤に関しては、このようにパッケージに希釈倍率が記載されていますので、その倍率を守って散布する必要がありますよ。


メリット(青)のパッケージ
“メリットのパッケージ”

今回は、300倍に希釈した液肥を300L作り、散布することにしました。

 

液肥を散布する「動力噴霧器」を準備したり、水タンクに300Lの水を貯めるだけでも結構な時間を費やしますからね。


液肥を散布する道具
“液肥を散布する道具など”

こんな感じで準備を進めるなかで、真っ暗だったあたりも明るくなりはじめ、この位のライト無しでも、作業ができるようになってから、液肥の散布を開始しましたよ。


液肥の散布を開始する夜明け前の様子
“夜明けの様子”

300Lの液肥の散布なんて、そう時間はかかりませんからね。
あっという間に作業を終えることが出来ました。

本日のまとめ

今回の液肥の散布による結果がわかるのは数日後となりますが、なにも対策せずに、じっとしているのもウヤムヤしてしまって落ち着きません。

今回、アドバイスを貰えてこのように対策の作業を行えたことを、嬉しく思います。

また、それよりも転勤して徳之島から離れてしまっても、このように関わった園地のことを気にして電話を下さったことが、本当に嬉しく感じました。

本当に感謝であります!

なお、今回葉面散布に用いた「メリット(青)」とは、このようなものとなります。

私は、園地での使用なので6kg入りを購入しましたよ!

家庭で使用するなら、このような1kg入りの方が扱いやすいでしょうね。

本日のブログは、ここまで!

それでは、また明日〜

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