【マンゴー栽培】暖冬な徳之島では花芽のあがり方が遅れています!

ブログをご覧の皆様こんにちは!
鹿児島県出身 「徳之島ブロガー」のとし( @kedokumango )です。

鹿児島県の徳之島で栽培するマンゴー農園ですが、2017年の冬も暖冬ということで、花芽のあがりかたが例年と比べると遅れています。
本日のブログでは、マンゴーの頂芽の様子について紹介しています。


 

 

2017年1月中旬のマンゴーの様子

それでは、現在の徳之島の花徳地区で育てるマンゴーの様子を見てみましょう。

今期も、夏場の収穫後の剪定時に土壌診断試験を行い、施肥の必要がないと判断しましたので、夏場の施肥を行なっていません。

よって、昨年の同時期と比べると葉色が薄くなってきていますが、本来であれば、今までが栄養が飽和状態にあったので、健全な樹になってきたと言えます。


2017年1月中旬のマンゴー栽培の様子
“ハウス内部の様子”

昨年の同時期と比べても、成長天の高さが揃ってくるようになりました。

これも日頃からの世話のかいあってのものだと思いますが、もっと高さや葉の密度に統一性をだしたいところです。

来期の剪定後の課題とも言えそうです。

2016年に切返した頂芽部分の様子について

通常のマンゴー栽培では、夏季剪定から2節が伸びて、そこに花を咲かせるのですが、今期は、夏場から秋にかけても気温が高くで推移したのもあるのか、11月上旬に第3節が吹出してしまいました。

この3節目を育ててしまっては、花芽が期待できなくなるため、3節目の新芽に対して切返しの処理を行なっていました。

その切返し処理をおこなった箇所について見てみることにしましょう。


切返し選定を施した箇所_1
“剪定箇所_1”

切返し選定を施した箇所_2
“剪定箇所_2”

頂部から新芽を吹き出そうと突起物がでてきているのが確認できますよね。

これが花芽にならないかと期待しているところですが、なにぶん例年と比べると成長が遅いです。

このままだと開花も遅れてしまうのではないかと、心配しています。

11月に新芽の処理を施したことは、こちらの記事で紹介していますので、あわせてご覧ください。

 

切返し処理を施さなかった頂部について

11月上旬に成長が遅れていた枝については、切返し処理をほどこしていませんので、通常の育て方となっています。

その切返し処理をおこなわなかった箇所について見てみましょう。


マンゴーの花芽_1
“花芽の様子_1”

マンゴーの花芽_2
“花芽の様子_2”

例年の同時期と比べると頂部の盛り上がり方が小さいですが、通常どおりの花芽の上がり方となっています。

こちらの花芽がビニールハウス全体の7〜8割を過ぎたころから、ビニールハウスを閉め、保温を開始していきますので、それまでは、じっと樹を冷やして花芽を促進してあげる必要がありますよ。

昨年の同時期のブログ記事で、花芽の成長の様子を紹介していますので、現在の様子と見比べて見てください。
その違いが良くわかると思いますよ。

昨年の同時期のブログ記事はこちらとなっています。

 

マンゴーの品種「キーツ」はどうだろう!?

私が育てるマンゴーの品種「キーツ」は、60Lのポット鉢で育てる2本となっています。

こちらのキーツなんですが、昨年の9月末頃まで果実をさげていたので、新芽の成長が遅れていて、今年は花もないのではないかと思っていたのですが、こちらのキーツにも変化が出始めています。

まずは、キーツの全景をどうぞ!


ポット鉢で育てるキーツ
“キーツの全景”

キーツという品種は、私が育てる主力品種のアーウィンマンゴーが400gほどの果実となりますが、このキーツの果実は、1kgクラスとなります。

大型の果実の実らせる品種だけあって、やはり葉も大きな樹となっています。

育てていて、面白い品種となっていますよ。

このキーツの頂部を見てください。


キーツマンゴーの頂部
“キーツの頂部”

9月末に収穫後、剪定した箇所から、ようやく芽吹き始めています。

ここからうまく成長してくれることを祈りたいものです。

 

2本あるうちの、もう1本のキーツの様子も紹介しましょう。

こちらが、もう1本のキーツの様子となっています。


キーツの樹
“キーツマンゴー”

こちらは、先程の樹と比べると若干、葉色が薄いですかね。

ポット栽培で同じように肥料もあげているのに、このように違いが生じるのも、果樹栽培の面白さではないでしょうかね。

このキーツの頂部もちゃんと動きがありますよ。


キーツマンゴーの頂部
“キーツマンゴーの頂部”

芽が上がってきていますよね。

この形だと、おそらく花になってくれると思います。

害虫などに気をつけながら見守っていきたいものです。

 

本日のまとめ

ここ数年は、毎年のように暖冬ということで花芽のあがり方が遅いと問題視しています。

10月末から11月月頃から、ビニールハウス内部を冷やすことができれば良いのでしょうが、温暖な気候の徳之島では、それは難しいこととなっています。

しかし、今期は、樹上にスプリンクラーを設置しましたので、来期の気温を下げたいときには、頭上から灌水して強制的に循環扇で風を送れば、ハウス内部の温度を下げることが可能となります。

マンゴーの花芽を促進するためには、とにかく冷やすことが重要です。

今期の今後の成長が気になるところですが、植物栽培において人間ができることも限界がありますしね。

ここは、樹の力を信じて、じっと待ちたいと思いますよ。

本日のブログは、ここまで!

それでは、また明日~