[徳之島]で種から育てる『フルーツパパイヤ』の成長の様子を紹介するよ!

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ブログをご覧の皆様こんにちは!
管理人のとし( @kedokumango )です。

9月上旬に種をまき、約2ヶ月後の10月下旬には、露地へ定植したハワイからやってきた「サンライズパパイヤ」ですが、12月上旬の現在も元気に成長しています。

本日のブログは、そんな「サンライズパパイヤ」の成長の様子について紹介したい思います。

 


 

 

種蒔きから3ヶ月が経過した「サンライズパパイヤ」

こちらが種蒔きから3ヶ月が経過した「サンライズパパイヤ」の成長の様子となっています。

まだまだ、苗木と呼んでもおかしくないくらいの大きさとなっています。


2016年12月上旬のサンライズパパイヤ
“12月上旬のサンライズパパイヤ”

普段でしたら、苗木を植えたあとは、副木を打ち込み固定するのですが、種から育てたこの「サンライズパパイヤ」は、あまりにも小さく、杭を打ち込んで固定するほどの大きさでもなかったため、そのままの状態で育ててきました。

また、樹を低く作りたいこともあったので、あわよくば成長するなかで、少し曲がってくれないかとの願いもありました。

 

種を撒いてから成長した大きさがわかるように定規を当てて撮影してみました。


パパイヤ苗木の成長
“成長の様子”

40cmにギリギリ届くかという背丈までになってきています。

肥料を投入して成長を促進したいところですが、現在は、12月ということで気温も下がり、成長スピードに一段落ついたと感じています。

成長に傾いていないときに、余計な肥料分を与えて、過肥となり枯れてしまっては、元も子もありませんので、葉色などを観察しながら施肥していきたいと考えていまよ。

 

尚、こちらが現在の「サンライズパパイヤ」の葉の様子となっています。


サンライズパパイヤ苗木の葉
“パパイヤ苗木の葉”

比較的、元気そうな葉色をしていますよね。

一日も早い、甘くて美味しい「サンライズパパイヤ」の果実が、とても楽しみですからね。
今後も大切に育てていきたいと思いますよ!

 

やはり冬場の寒さが気になります!

今年(2016年)の12月の徳之島の気候は、暖かく、そこまで冷え込みを感じるものではありませんが、気温の低下は、葉の成長進度に大きく影響しているようです。

種を蒔いてから、発芽〜定植と世話をしてきたのですが、10月ごろの、まだ暑さが残るころには、みるみるうちに大きくなっていたサンライズパパイヤの樹ですが、急に成長が遅くなってしまったと感じています。

しかし、嬉しい部分もあるのです。
下の写真で赤矢印を付けた部分に注目してください。


パパイヤの新芽
“パパイヤの新芽”

葉の付け根部分から小さな新芽が吹出し、新葉を形成していることがわかるでしょうか。

とっても小さくて可愛らしい葉なんですが、気温が下がった現在でも、このように成長してくれているのを発見すると、本当に嬉しくなってしまいます。

 

パパイヤの大まかな成長について

こちらは、私が本業の建設業で勤める「株式会社 芝建設」が営農している「パパイヤ畑」の様子となります。

こちらのパパイヤ畑でのパパイヤは、2016年7月に30cmほどの苗木を定植して、育ててきました。


パパイヤ農園の様子
“パパイヤ農園の様子”

パパイヤは、成長が早く、早ければ半年で果実の収穫が可能だと言われています。

 

こちらの園では、すでに収穫が始まっていますので、着果している果実について見てみましょう!


青パパイヤが着果している様子
“青パパイヤが着果している様子”

このようにあっという間に果実が収穫できるのが「パパイヤ栽培」の魅力なんですが、これだけ成長が早いと、観察していても、おもしろいものがありますよ。

 

こちらの写真は、現在の果実の大きさと私の手を比較したものとなります。


青パパイヤの大きさについて比較
“青パパイヤ”

もう少し大きくなったら収穫かな。
私が育てているパパイヤは、「サンライズパパイヤ」と言って、フルーツパパイヤとして完熟をまって食べるものですが、こちらの農園で育てているのは、「青パパイヤ」として食べるものです。

「青パパイヤ」は、野菜炒めなどでも食べられますし、最近では、「パパイヤ酵素」の発見で人気健康食品として有名になってきましたね。

今回、成長の過程として紹介したこちらの園のパパイヤは、後者の「青パパイヤ」として出荷するものとなっています。

徳之島での「青パパイヤ栽培」は、あの「イオングループ」との提携栽培となっていますから、皆さんの近くのイオンにも徳之島産「青パパイヤ」が並んでいるかもしれませんよ!

 

本日のまとめ

成長が早いということは、一番の楽しみである収穫が近いということ!

果樹というのは、果実を収穫できるようになるまでに多くの年数を費やします。

この「パパイヤ」という果樹は、この手軽かつ成長が早いということが人気なわけですが、今回の私が育てている「サンライズパパイヤ」は、糖度が高いことが特徴で、熟れた果実が、とても楽しみにしているところです。

「パパイヤ」は、種をまけば数を増やすことも可能ですし、とてもおもしろ味のある植物だと感じています。

 

ただ気になる点が1つありまして、「パパイヤ」の樹には、雄花と雌花を咲かせるものと両性花を咲かせる樹があると言います。

種を植えて見て、花を見てみないと、どの種別かわからないんですよね。

果実が着果する「両性花」の樹を望むわけですが、必ずしも「両性花」の樹になるわけじゃないですからね。

こればかりは、運任せ的なものもあるのかもしれません。

ちなみにこちらが、パパイヤの花となっています。


パパイヤの花
“パパイヤの花”

一応、果実のどの部分の種を植えると望みの樹となるという情報を得ているのですが、現在実験中ですので、確証を得ることができましたら、また紹介したいと思いますよ!

 

本日紹介した「パパイヤ栽培」でも、こちらの書籍を参考としています。

パパイヤが種から発芽してきたことや、露地へ定植したことは、こちらの記事で紹介しています。あわせてご覧ください。

 

 

 

本日のブログは、ここまで!

それでは、また明日~


 

 
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