【マンゴー剪定講習会】2016年度の夏季剪定講習会へ参加してきました!

ブログをご覧の皆様こんにちは!
管理人のとしです。

2016年8月11日(山の日)に徳之島では、マンゴーの夏季剪定講習会が果樹部会主催のもと、徳之島の東天城地区にて開催されました。本日のブログでは、その様子を紹介したいと思います。

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今期の失敗原因が明らかになった!

今回の講習会は、マンゴーの収穫を終えると、待っているのが来期の出来を左右する「夏季剪定」です。
そこで、昨年まで、徳之島に赴任されておりました鹿児島県農業普及課の担当者をわざわざ、九州本土から講師としてお招きし、開催したものです。

まずは、座学として「JAあまみ 東天城支所」の倉庫にて、講師より今期の解説がおこなわれました。


マンゴー座学講習会の様子
“マンゴー座学講習会の様子”

今回、8月11日は、日本国では、初の「山の日」ということで、国民の祝日です。
そういったこともあり、「JAあまみ 東天城支所」は、お休みということで、倉庫の方で、サンテナを椅子代わりに座学講習会となりました。

今期の徳之島でのマンゴー栽培は、皆さん口を揃えて「ダメだった…」というものが多かったです。
私も昨年と比べると収穫量として2/3ほどまで落ち込んでしまいました。

これは、原因として花芽を形成するときの11月頃の気温が高かった為との説明がありましたが、資料の数値からもそのことがよくわかりました。


平均気温の推移表
“平均気温の推移表”

過去30年間の平均気温の推移と比べると、昨年の11月〜12月の最低気温の推移が例年より高いことがわかります。

これだと「花芽分化」が遅れてしまうのですよね。

花芽分化が早くきすぎてしまった平成26年度の温度の推移表がこちらです。


平成26年度の温度の推移
“平成26年度の温度の推移”

この年は、花芽のあがり方がとても早く、1月上旬には、一度花芽をこそぎ落とすといった作業もおこなった年でもありました。

そんな花芽分化の早い年は、こうやって気温の記録を見てみると、最低気温でしっかりと冷えていることがわかります。

このことからも、いかに暖冬になったとしても花芽分化時期には、ビニールハウス内部を効率良く冷やすということが課題となることが、はっきりとしてきました。

 

現地研修では汗を流しながらの講習会となりました!

夏場のビニールハウスは、太陽が上がると、とても暑いものです。
その中での現地研修会は、汗をふきながらの研修会となりました。


講師の手元に集中する参加者の目線
“講師の手元に集中する参会者の目線”

暑いといえど、マンゴー農家の皆さんにとっては、来期を占う大切な剪定作業の講習会です。
講師の手元を注視しながら、真剣に耳を傾けていました。

講師がハサミを手に取り、いざ剪定しようものなら参加者の皆さんは、身をのりだしての見学となりましたよ。


講師の剪定作業を見学する参加者
“講師の剪定作業を見学する参加者”

ここで、今回学んだことの中から一つだけ紹介したいと思います。

マンゴーの樹で勢いが強いところを如何に樹が暴れないようにするためには、どのように剪定するかというのを考えるのが、私がいつも悩むところでした。
その回答が下の写真に残されています。


樹の勢いが強い部分の処理
“樹の勢いが強い部分の処理”

枝先を2本残すことを基本とするマンゴーの剪定ですが、この枝は、たくさんの小枝が残されています。
こうやって小枝を残すことによって養分が分散され強い枝がでないとのことでした。

 

施肥については適量を!!

マンゴー栽培において、施肥量が多くなると果実の色付きも悪いですし、最悪、根をやられてしまい樹の成長もかんばしくありません。

ここ数年、多肥による問題が挙げられてきているマンゴー栽培の現状ですが、今期は、収穫後のお礼肥を与えるさいにも十分に注意するように指導がありました。

今回は、下記の写真のように樹の1本あたりの施肥量を定めたら、それを守るように計量カップで図りながら、適量を散布するようにということでした。


施肥に関する指導の様子
“施肥に関する指導の様子”

私は、先日、農園の土を土壌診断試験に出しています。
この結果が盆明けにはわかるはずですから、そこから来期の施肥量を決定して、肥料の適量散布により健全な樹の育成を目指していきたいと思います。

本日のまとめ

今回の講習会の講師は、昨年まで鹿児島県農業普及課の果樹担当ということで徳之島に3年間赴任されていた方でして、知識の豊かさと人望から、どうしても夏季剪定講習会には、あの方をお呼びしたいと、果樹部会から、申し出たところ、年休を取って講師を引き受けてくれました。

週休2日制が当たり前の現代の世の中で、このように休日をさいてはるばる徳之島まできてくださって、講師をしてくださったことに本当に感謝ですね。

さてさて、講習会を終えたわけですが、私の中では来期の計画は、すでに始まっています。

昨年は、8月20日に夏季剪定を開始しました。
今年は、さらに1週間早めて8月13日に夏季剪定をスタートします。

未だ果実が、少し樹に残っていますが、将来的な目標としては、8月上旬に出荷を終えるような作型です。
よって年々少しずつ、剪定時期を早めて出荷時期を前倒ししていきたいと考えているのです。

よって、明日のブログ記事は、「2016年夏季剪定のスタートです!!」になるでしょうね。

昨年の夏季剪定講習会の様子は、こちらで紹介しています。あわせてご覧ください。

 

本日のブログは、ここまで!

それでは、また明日~

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