もう一ヶ月で収穫か!?【グアバ】の成長の様子をご紹介!

20160727-DSC_4961_ai

ブログをご覧の皆様こんにちは!
管理人のとしです。

降雨がある度に、果実の肥大をみせている当農園の「グアバ」ですが、2016年7月は、1ヶ月間で果実が大きく肥大したと感じています。
そんな「グアバ」の成長の様子を紹介したいと思います。


 

 

グアバは大きく分けて2品種が存在するそうです!

鹿児島県の南国「徳之島」で生まれ育った私にとっては、「グアバ」といったら「バンジロウ」という言い方の方が、しっくりときます。

「バンジロウ」は、私が育った環境では、各家庭の庭先に植えられており、そこら中にあって、収穫の時期になると、甘酸っぱい独特の香りがただよい、ここに「バンジロウ」があると感じるものでした。
そのくらい、南国「徳之島」では、どこにでもある果樹だったような気がしています。

さて、そんな「グアバ」ですが、大きく分けると2品種となるそうです。
「グアバ」には、熱帯アメリカ原産の「ストロベリーグアバ(テリハバンジロウ)と熱帯アジア原産の「バンジロウ」の2品種だということです。

「ストロベリーグアバ」については、名前のとおりに果実は、濃い桃色で、耐寒性も強く、柑橘類を栽培できる地域だと庭植えも可能です。

こちらが、我が農園で育てている「キンググアバ」ですが、まさに果実は、赤系統で、「ストロベリーグアバ」の仲間だと言えます。


キンググアバの樹
“キンググアバの樹”

 

もう一方の「バンジロウ」は、上記のストロベリーグアバよりも耐寒性が弱く庭植えは九州南部、沖縄地方が適している品種となります。

当農園でも、「島バンジロウ」と呼び、徳之島で昔から存在するバンジロウの樹が1本ありますので、そちらを見てみましょう。


島バンジロウの樹
“島バンジロウの樹”

 

今期は、この2本の樹も果実を実らせていますので、果実の風味や味わいがどのように違うのか食べ比べてみることも可能なので、収穫がとても楽しみとなっています。

2016年7月の「グアバ」の果実肥大の様子

見る見るうちに果実が肥大していく「グアバ」ですが、今月は、先月と比べると、かなり「グアバ」の果実の形に近づいてきました。

それでは、果実の肥大の様子を見てみることにしましょう。


キンググアバの果実肥大の様子-1
“キンググアバの果実肥大の様子-”

 


キンググアバの果実肥大の様子-2
“キンググアバの果実肥大の様子-2”

 


キンググアバの果実肥大の様子-3
“キンググアバの果実肥大の様子-3”

 

無農薬栽培で育てていますので、背景に写った葉は、青虫などに食べられてしまって、綺麗な葉とは言えませんが、元気に成長しています。

今年は、大きな台風が襲来していないことも、調子の良い理由の一つとなっています。
このまま収穫まで台風がなければ!と願いたいものです。

「島バンジロウ」の気になる果実

「島バンジロウ」の果実が少し気になっています。

それと言うのも、上記で紹介した「キンググアバ」の果皮は、なめらかで、昔から私が知る「グアバ」の果実と似てきていますが、どうも「島バンジロウ」の果実の果皮が、デコボコすぎる気がしています。


島バンジロウの果実-1
“島バンジロウの果実-1”

 


島バンジロウの果実-2
“島バンジロウの果実-2”

 

上記の「キンググアバ」の果実と比べると、随分とデコボコとしていますよね。
これが、虫などの影響によるものでないのかと心配しているところです。

また、果実が1玉500gにもなるという「キンググアバ」と「島バンジロウ」を比べるのもおかしいのですが、現在の果実の大きさを比べると、1まわりほど、果実が小さいので、もしかしたら「虫」などの被害がでているのではないかとも考えているところです。

夏季の「グアバ」の手入れ

「グアバ」系統の樹も水を欲しがる樹となっています。

鉢植えで、鑑賞木としても人気のある「グアバ」ですが、水やりは、春と秋は、1日に1回、高温乾燥しやすい7月から8月の間は、1日に3,4回の水やりが必要と言われています。
それほど、水を欲しがる植物ですし、夏場は、果実もさがり果実肥大の目的でも積極的に灌水作業をおこないたいところです。

また「施肥」については、生育期の5月から9月は、2ヶ月に1回、玉肥を与えることが推奨されています。
私は、果実用の配合肥料を一握りずつ株元に与えるようにしていますよ。

本日のまとめ

通常でしたら、「グアバ」の収穫期は、9月から10月と言われています。

今期のグアバは、この調子でいくと、栽培暦のとおりにその時期に収穫を迎えることができると楽しみにしているところです。

「グアバ」の果実は、独特の香りがします。
好みがはっきりと別れてしまう果物なのですが、南国育ちで小さい頃から口にしていた私にとって「グアバ」の香りは、好きな香りの一つとなっています。

今から、とっても楽しみにしているところですよ^^

昨年は、奄美群島を襲った「ミカンコミバエの発生」がありましたからね。
今期こそ、収穫にこぎつけ、あの香りを楽しみたいところです。

昨年、ミカンコミバエの為に果実を切除した際のことは、こちらで紹介しています。あわせてご覧ください。

 

本日のブログは、ここまで!

それでは、また明日~


 

 
i