私の農園で【除草剤を使わない理由】

20160629-R0000455_ai

ブログをご覧の皆様こんにちは!
管理人のとしです。

今月始めにマンゴー栽培を行なうビニールハウスの両サイドに「防草シート」を設置したことをブログで紹介しました。
本日のブログでは、その防草シートの効果が良好で、ビニールハウスのゲート部分にも追加で設置しましたので紹介したいと思います。


 

 

防草シートの作業前と作業後

それでは、早速ですが、防草シートの設置前と設置後の写真を並べて、比較してみたいと思います。

こちらがビニールハウス東側の設置前

ビニールハウス東側の防草シートの設置前

 

こちらが設置後の写真となります。

ビニールハウス東側の防草シートの設置後

防草シートの幅は、2mとなっていますので、これでビニールハウスの外周2mは、全て防草シートを敷き詰めたことになります。
そもそも、今回の防草シートの敷設は、雑草を抑制し、マンゴーの最大の難敵「病害虫」である「スリップス(チャノキイロアザミウマ)」の侵入を食い止めるためですから、これで少しでも効果があればと期待するところです。

 

ビニールハウス西側の設置前後の写真も見てみることにしましょう。

こちらがビニールハウス西側の設置前です。

ビニールハウス西側の防草シートの設置前

 

西側の設置後の写真です。

 

東側も西側も入口となるゲート部分に「防虫ネット」が設置されていますよね。
こうやって、人間の出入り口からも害虫は、侵入してくるので私は、ビニールハウスの建設当時からこのように「防虫ネット」を張るようにしています。

また、このゲート部分に「防虫ネット」を張ることは、鳥などが飛び込んでくるのも防いでくれますので、助かっています。

ゲートの上方に写っている換気扇の換気口も内側から「防虫ネット」を張っていますので、こちらからも「害虫」「害鳥」の侵入を防ぐことができます。
ビニールハウスの建設当初は、ここの防御方法が思い浮かばずに、害鳥がビニールハウス内に侵入し、大変な思いをしたのものです。

私が「防草シート」を好む理由

私は、ビニールハウス内でも「防草シート」を張り、防草対策をほどこしています。

これは、少しでも「農薬」の使用量を低減するためです。
それと、防草シートは、これだけ畑に張るとなるとある程度の「お金」もかかります。

しかし、こう考えてみてはどうでしょう?

畑という大きな土地では、防草を目的とした草刈りが最低でも月に1回必要となります。
1回あたりの人件費を考えて、1年間に換算すると、すぐに防草シートを簡単に購入できる金額となります。

防草シートは、最低でも3年間は持ちますし、将来的にみれば「経済的」であると言えるのです。

他にも私の農園では、「除草剤」を嫌う理由があります。
それが「蜜蜂(みつばち)」の為なんです。

こちらが1年間を通して飼育する蜜蜂の様子です。

蜜蜂の巣箱

 

蜜蜂の巣箱の巣門の様子

私は、春のマンゴーの受粉で用いた「蜜蜂(みつばち)」は、1年間飼育して、翌年も使います。
ですから、農園には「蜜蜂(みつばち)」が年中いることになりますし、「みつばち」は、小さな昆虫ですから、すぐに農薬の影響を受けてしまうのです。

そういった理由からも、私は「除草剤」ではなく、「防草シート」による対処が気に入っているのです。

本日のまとめ

農業をしていると様々な考えの方が、いらっしゃって「除草剤」を使うのを好む方もいらっしゃいます。

自分の目的に合わせて、「防草シート」を活用していくと良いでしょうね。
特に草が刈りにくかったりするような場所では、「防草シート」の方が効果的だと思います。

 

ビニールハウスの両サイドに「防草シート」を敷設した記事は、こちらとなっています。あわせてご覧ください。

 

目的に合わせて使用していくのが一番ですが、設置に際して気をつけたいのが、設置するシートは、面積の大きいものとなりますが、風の強い日は、影響をモロに受けて、吹き飛ばされそうになってしまいます。

自分が大丈夫と感じた数より多めに「留めピン」を打ち込んで固定しておくことをお勧めしますよ。

本日のブログは、ここまで!

それでは、また明日~


 

 
i