マンゴーのポット鉢栽培の誘引方法について考えてみた!

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ブログをご覧の皆様こんにちは!
管理人のとしです。

マンゴーのポット鉢を用いて栽培する際に課題となるのが、枝を下方向へ誘引する際の紐をかける場所が挙げられると思います。今回、その誘引方法について考えてみましたので紹介したいと思います。


 

 

ポット栽培の魅力

マンゴーや植物を育てるうえで、ポット栽培にするよりも、地植えにしたほうが、間違いなく成長が早いと感じています。

それなのに私が、幼木の栽培に、ポット栽培を導入している理由について数点挙げてみたいと思います。

  1. ポット栽培だと狭い場所でも栽培可能である。
    マンゴーは、超低木仕立てで育てて行きますので、枝を横へ横へと誘引して育てていきます。そうすると樹と樹の間に最低4m程度確保する必要があるのですが、それは、将来を見通してのこと。樹が小さいうちは、自由に動かせるポット鉢の方が優位に立つわけです。
     

  2. 水や肥料の管理が行い易い。
    地面に含んだ水分量が、どのくらいあるのかということを予想するのは、難しいと思います。これがポット鉢だと何日に灌水したから、完全に乾燥したはずだと予想するのが簡単に行なえます。施肥についても同じことが言え、施肥量が多いと感じた場合は、水を沢山与えて洗い流すことも可能ですし、最悪、表土の入れ替えも簡単に行なえます。そういった点からポット栽培が優位だと考えます。
     

  3. 簡単に移動できる
     
    私が育てているのが60L鉢ですので、一人で持ち上げることは不可能ですが、日当たりの良いところや、暖かい場所への移動も二人いれば、簡単にすることができます。1番目にあげた理由と重なりますが、最初のうちは、2鉢並べて育てて、大きくなったら移動するということも可能なのがポット栽培の魅力でしょうね。

私が初期の頃に行っていた誘引方法

まずは、私がポット鉢栽培を初めた頃のやり方です。

赤書きを加えた写真を見てみましょう!

ポット鉢での誘引方法

私が利用している60Lのポット鉢は、鉢の上の部分に穴が開いています。誘引したい枝にかけた紐をここに結ぶというやり方で、1年間は、育てることが可能です。

栽培開始から2年目の誘引方法

これは、つい先日のブログ記事でも紹介している方法ですので、そちらの記事の写真を見てみましょう。

金蜜の剪定後-1

先程、紹介した穴を利用して、鋼管竹を井桁に組むやり方です。

これは、150cmの鋼管竹を用いていますが、2年目限定といった考え方でするならば、120cmの鋼管竹でも十分じゃないかと思いますよ。

上記写真を紹介している記事は、こちらとなっています。

栽培開始から3年目の誘引方法

私が育てているもので、鋼管竹を井桁に組んだだけでは、誘引紐を掛ける長さが足らなくなってきている樹もあります。

そこで、鉄筋をL字に加工して、鉢の隅のほうに打ち込むことを考えたりもしたのですが、もっと簡単な方法を思いつきました。

それが、井桁に組んだ鋼管竹の上に、さらに鋼管竹をのせていくやり方です。

マンゴーのポット栽培での誘引方法-1

マンゴーのポット栽培での誘引方法-2

これで、もうしばらくは、誘引したい枝を下方向へ引っ張ることが可能となりました。

現在、このやり方で数日が経過しましたが、不満があるとすれば、水をやる際に、結構離れた位置から与えなければ、いけないので腰を曲げることでしょうか。

まぁ、これだけ枝が横に伸びていれば、枝をかき分けて、鉢元に近づいていたので、そこまで大変と感じていることもないのですが、少しだけやりにくいかと感じているぐらいの問題です。

本日のまとめ

この次は、どうするのか?ということが頭をよぎると思うのですが、60L鉢での栽培では、ここがバランス的にも限界かと感じています。

マンゴーは、切り返し剪定で、ある程度、樹の大きさをコントロールすることができますし、あと数年先に根詰まりで、植え替えが必要になるまでは、この横幅の範囲で育てていきたいと考えていますよ。

本日のブログは、ここまで!

それでは、また明日~


 

 
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