【農家の生活】2015年11月_第2日曜日のマンゴー農園の作業予定

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ブログをご覧の皆様こんにちは!

管理人のとしです。

2015年も残すところ2ヶ月を切ってしまいましたね。マンゴー農園の方も現在進めなければならない作業が、多々あります。

兼業農家である私は、「日曜日」は、大切な作業可能日であることからも計画を立て、効率良く作業を進めていきたいので、本日のブログに明日の作業計画をまとめてみることにしました。


 

 

樹を冷やす準備

現在のマンゴーハウスの状態ですが、2015年10月18日にスプリンクラーによる「かん水」を行なってからは、水を与えていません。

これは、10月後半以降に8月に剪定作業を行なった枝から出た新しい枝から、3段目の新葉がでないようにする為に、樹の樹勢のコントロールを目的として行なっています。

そのような樹勢コントロールを施してきている現在のビニールハウス内の様子がこちらです!

南棟の様子

11月6日現在の南棟のマンゴーの様子

中央棟の様子

11月6日現在の中央棟のマンゴーの様子

北棟の様子

11月6日現在の北棟のマンゴーの様子

2段目の新葉の硬化が遅れ、まだ茶色の葉が見える箇所もありますが、現在のところ「病気・害虫」の発生も見られずに、順調に成長していると言えます。

しかし、ここから3段目の新葉が芽を出してもらうと困りますので、これから、樹を冷やす方向に持って行き、栄養成長をコントールしたいと考えています。

そこで、ビニールハウスの谷部も開放する準備を行います。

ビニールハウスの谷部とは、この写真で矢印で示した部分を言います。

マビニールハウスの谷部の開設

この谷部ですが、3連棟ビニールハウスの間の部分で、ビニールハウスの屋根に落ちた雨水が、この谷部をつたって、縦に設けられたパイプを通って排水する構造となっています。

こちらの谷部は、1m程ビニールを巻き上げることが出来る構造となっていますので、こちらも開放し、ビニールハウス内で温まった空気を外へ排出するのが狙いです。

現在のところ、10月に入ってから、この谷部のビニールは、強風等で開かないようにスプリング材で固定しています。

そこで、11月8日の第2日曜日は、このスプリング材の撤去を、第1に行いたいと考えていますよ。

 

チェリモヤの植付準備

続いて、2番めに行いたい作業としては、熱帯果樹である「チェリモヤ」の定植準備を行いたいと考えています。

チェリモヤを定植しようと考えている場所は、こちらです。

チェリモヤの定植箇所

こちらは、今までミツバチの蜜源となるように草花などを植えてきた箇所となっています。

現在、チェリモヤ(ミラビスタ種)(トムソン種)各1本ずつと、アテモヤ(ヒラリーホワイト種)(ジェフナー種)各1本ずつの合計4本の果樹苗の調達が、完了しています。

それを、こちらに12月に定植したいと考えているのですが、定植前に元肥等を与えて、肥料分を土に馴染ませる等の準備を施しておきたいと思います。

これも、肥料が馴染むのに2〜3週間程かかりますから、11月上旬に完了させたい作業項目となっていますね。

 

マンゴーの誘引作業

11月8日(日曜日)は、上記の2つの作業が完了次第に、成長の早い枝から誘引を開始していこうと考えています。

誘引についてですが、これも上記で述べた、樹勢のコントロールを目的としています。

マンゴーの誘引をしていく枝-1

マンゴーの誘引をしていく枝-2

赤色の矢印で、誘引方向を示してみましたが、上に上に伸びようとする枝を下方へ引っ張ることにより、樹の成長を一時的に止めることが狙いとなっています。

他にも誘引には、マンゴーの収穫面積を増やすためには、枝が密集するよりも外側に広がった方が有利である為、そういった整姿の目的もあります。

 

本日のまとめ

誘引作業については、11月中を目標としており、現在のところ焦りといった感覚は、ないのですが、谷部を開放して空気の換気効率を上げるというのは、急な雨などで、一気にビニールハウス内が湿潤状態へ持っていかれる可能性があります。

今後のビニールハウス内の管理は、毎日の天気予報のチェックが重要となってきますね。

毎年ながらのことですが、夕方の見回りを終え、このまま谷部を開放したまま帰っても大丈夫だろうか?と雨を心配する日が始まりますよ。

また、マンゴーは、強い風で葉が揺さぶられたりすると、「炭疽病(たんそ病)」も発生しやすくなります。季節的に冷たい強い風が、多くなってきますので、そのあたりも注意していきたいところです。

本日のブログは、ここまで!

それでは、また明日~


 

 
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