7月2日 マンゴーの収穫ネット掛けを始めました!

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7月1日よりマンゴーの収穫ネット掛けを開始しました。

収穫が近づいて参りました。
一つ一つの、マンゴーの果実に収穫ネットを掛けていく喜びは、1年間の努力の集大成でありますからね。
毎年、この作業をやっている時は、本当に嬉しいものですよ。


 

 
さてさて、「マンゴー」は、完熟すると落果する果物であります。
収穫時期を調整する為に早採りするタイプの方もいらっしゃいますが、私は、木で完熟を迎えた本当に美味しいマンゴーをお届けしたいという願いから、木で完熟を迎え収穫ネットへ「ポトリ」と落ちたマンゴーのみを販売したいと考えております。

これは、マンゴー農家である私が、何度もマンゴーを試食して辿りついた答えでして、収穫時期をコントロールする為には、早採りでなくても自分の努力(ビニールハウス内の換気作業による温度管理)で調整していけるという考えからであります。

収穫ネット掛けは、果実の着色度を見ながら進めていきます。よって、この収穫ネット掛けは、2週間の工程(終了目標は、7月15日)を組んでおこなっておりますよ。
7月15日頃にもなると、マンゴーハウスが、マンゴーの甘い香りで包まれてきます。大好きなマンゴーの香りを楽しみながらの作業も、夏場のビニールハウスということで、とても暑い環境ですが、良いものですよ♪

それでは、収穫ネットを掛けたマンゴーの様子を写真でどうぞ!

まだ、真っ赤に着色しているわけでは、ありませんが、ここから真っ赤に着色していきますよ!
ここからの収穫の道のりは、あっという間ですが、基本的には、ビニールハウス内の温度によって変化してきます。

ビニールハウスを閉めきって温度を上げれば、勿論、収穫期を早めることが出来ますが、糖度の上昇を期待できませんし、暑さによる果肉崩壊も避けたいところですので、私の園では、換気を良くして出来るだけハウス内の温度を下げるように努力しております。

しかしながら、ここは、南国「徳之島」であります。

換気を十分におこなっているビニールハウスでも、ここまで温度が上昇してしまいますよ。
下の写真をご覧ください。

MAXで35℃であります。

夜間以外は、200Vの大型換気扇3台をフル稼働させて、ようやくMAX35℃をキープです。
今後は、温度上昇による障害を与えない為に、この換気作業が重要となってきますね。

第1号の収穫まで、ラスト20日といったところでしょうか。
最後まで気を抜かずに、美味しくて見栄えの良いマンゴーに仕上げていきたいものでありますよ。

本日のブログでは、マンゴーの収穫期で「ポトリ」という言葉を使いましたが、こちらの本に詳しく掲載さておりますよ。
マンゴー栽培に興味のある方は、一度目を通されてはいかがでしょうか?
興味深い記事が沢山掲載されております。

本日のブログは、ここまで!

それでは、また明日~


 

 
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